14話
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「何で集まっている場所が体育館なのよ」
「さぁな」
しかも霧の守護者だと言って入ってきた子はまさかの女の子で
「へぇ、女の子」
「いや。私もですよ」
なんて入ってきたのは六道骸君で
「今回のフィールドは体育館すべてで館内の物は何を使っても構いません」
ふーん…
「つーか最後まで俺達を出さない戦法ってのもあんだろうな」
「だろうね」
なんかそれはそれでめんどくさい…
中也君の隣にいると
「全く。私がいるのに中也の傍がそんなに良いのかい?」
「お兄ちゃんでも中也君でもどっちも安全は保障されてるもん」
「だろうな」
「なお」
そう言って話し続ける女の人は
「このフィールドには特殊装置は用意されておりませんのであしからず」
「え?何もないの?」
何もない訳がない。きっと何かを仕掛けてくるか既に仕掛けてあるか
「霧の守護者の戦いに余計なものはいらねぇんだ」
へぇ…
「え?」
「無いものを有るものとし、有るものを無いものとすること」
「成程そういう事ね」
「お兄ちゃん?」
「如何いう事だ」
「無いものを有るものとし、有るものを無いものとする。つまりは実体のつかめないものだという事。幻影…と言った方が早いのだろう?アルコバレーノ」
「あぁ。ファミリーの実態を掴ませないまやかしの幻影。其れが霧の守護者の使命だからな」
お兄ちゃんと中也君、そしてあたしは皆より離れた場所に居たから囲まれた場所には入っていないものの
上から降りて来たゲージの中に入っている沢田君たち
「今回の観覧席はそのサークル内だけとします」
「嵐戦の時と同じく赤外線感知式レーザーが設置されていますのでお気をつけください」
そりゃまた随分な装備だ事
「それでは霧の対戦マーモンVSクローム髑髏(六道骸)バトル開始」
開始の合図とともに走り出したクローム髑髏と言われた女の子は走り出していて
「今時あんなの持ってる子いるんだ」
「お前、其れを言ったら俺達はどうなるんだよ」
「え?だってお兄ちゃんと中也君のコンビには敵わないじゃん」
なんて話していると
「此方が先に仕掛けるか」
前を見ると女の子が槍の棒を回した後床にそれを畳行きつけていて
「やっ!」
その拍子に床がはがれて行く感覚が分かったのだ
「面白いことを」
「何であの人たちは平気なんだよ」
「確かに」
「バカツナめ。お前はこの術を知ってるぞ」
「矢張り僕と同じ術師か」
同じ術師?
