14話
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その日の夜セーフハウスを出ると家の前にいたのは中也君で
「おや、珍しい」
「てめぇが呼んだんだろうが。茉白が今日帰るからって」
あ、そうなの?
「いや。キミ仕事があるから無理だって言ってたじゃない」
「あぁ。任務があるのは事実だからな」
「任務があるのに、わざわざ来てくれたの!?」
「茉白が電車で帰るって聞いたからな」
まぁ、うん。電車で帰るとは言ったよ?本当は、お兄ちゃんと織田さんの運転で帰る予定だったけど
「中原に送って貰ったらどうだ」
「え?」
「そうだね。それがいい」
何でお兄ちゃんまで
「私と織田作は戻ってこなくてはいけなくなるけど、中也に関しては任務のついでだからね。すぐに横浜に帰って来るという事はないだろう」
「そうだな」
「いいの?」
「あぁ。構わねぇぜ?なんなら美味いもんでも食べに連れて行ってやるよ」
「ほう」
「それはまた。中也にしては珍しい」
「んな事ねぇよ。行くぞ茉白」
「はーい」
中也君の車を見ると相変わらずの高級車に乗っているようで
「凄いねぇ」
「んな事ねぇよ。さっさと乗れ」
「うん」
助手席に乗り込むと
スピードはあるものの、物凄いスピードで走って居て
「静かだね」
「まぁな。うるせぇよりは全然いいだろ」
「確かに。中也君は今回のお兄ちゃんとの任務どう思ってたの?」
「太宰との任務なんて今までさんざんやって来てたからな。何とも思っちゃいねぇよ」
なんとも思ってない。そんな言葉を言えるのは何処を探しても中也君だけだろう
「首領から訊かされてたんだよ。茉白が探偵社の社長とうちの首領との密会に来てたってな。こっちに帰って来てて太宰と一緒に密会現場に来るくらいだ。任務にも来るだろうってな。首領の言葉は当たっていたわけだ。お前も一緒になって来ていたしな」
「そっか」
なんて話していると家の前についていて
「あたしね、ポートマフィアは停戦協定に協力しないって思ってた。だからあの作戦もポートマフィアからは来ないんだろうって思ってたの」
「そうかよ」
車から降りると
「茉白。明日此処に居ろ」
明日?
「分かった」
「言っただろ?美味いもん食わせてやるって」
うん?
行ってたけどそれって
「作ってやるよ。お前だけじゃどうも心配だからな」
「酷いなあ」
「散々お前の行動を見て来てる俺達だから言える台詞だろうが。じゃ、ちゃんとに待ってろよ」
「はーい」
走っていく車を見送った後
