13話
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そんな中あたしのスマホからある人物からの連絡を受けて
「珍しいじゃないか。茉白がスマホを見て固まる人物がいるなんて」
「んー…」
スマホの連絡は3件。
1人は紅葉様。2人目は森さん。そして最後は中也君と来た
「紅葉様と中也君は分かるんだけどなぁ」
ピシリと固まったのはお兄ちゃんと鏡花ちゃんで
「何であの蛞蝓から」
「仲が悪いのはお兄ちゃんだけだもん。あたしは仲が悪いわけじゃないし」
「まぁ、其れもそうか。で?他にもいるのだろう」
「うん。首領からだよ」
衝撃だったのは首領だと告げた瞬間にお兄ちゃんも織田さんも固まったことだ
「ボ…ボス?」
「ポートマフィアの首領だよ。でも茉白何で森さんの」
「教えたつもりないんだけどなぁ」
ついでに言えば紅葉様にも教えたつもりは無かった。
教えていたのは中也君だけだ
「おや」
「紅葉様はきっとお茶のお誘いだし、中也君も東京に帰っても会う確率は高いし
でも、森さんに会うのはなぁ…」
「会わなければいいのではないか?」
どうしよう…
「茉白。いい考えがある」
「え?」
「森さんの事だ。あの2人と用事があると言えば確実に中也は退くだろうけど姐さんが引くとは思えない」
「紅葉様とその日に組んでもいいって事?」
「ご名答」
上手くいくかなぁ
「ちゃんと手は打つさ」
お兄ちゃんの事だ。どうすればいいかなんて事すでに頭の中では動いている可能性が高いんだろうなぁ
「でも逆にあって来ても構わないけどね」
「はい!?」
「あたし、森さんに会うつもりさらさらなかったんだけど」
「偶には会って来ても構わないのだよ?其れこそ4年前まで茉白の保護者代わりをしてくれていたのだから」
「うーん…」
「茉白の欲しいものを森さんなら喜んで買い与えそうな気がするけどね」
森さんなら遣りかねない所が痛いところだ
「茉白に任せるよ」
「しょうがないから会ってくるかあ」
「本気か?」
「嘘でこんな事いうあたしじゃない事織田さんだって知って居るでしょう?」
「まぁ、そうだな」
「4年間も音沙汰もなかったって言うのにこうして連絡をしてくるんだからあってあげなきゃ流石にかわいそうじゃない」
「流石は4年前まで森さんを保護者の代わりにしていただけあるね」
「なかなかいないでしょう?離れた父親に自ら会いに行く娘なんて」
「だろうねぇ」
スマホで変身をしていると
「森さん返信早いなあ」
暇なのかしら
「何時になったんだい?」
「明日の午前中」
「そんな簡単に…」
「いや。簡単じゃないよ」
「茉白にとってそう簡単に決められる程の相手でもないのだよ」
「え?」
