13話
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「君たちも明日には東京に帰った方がいい。学校もあるのだろう」
「あぁ」
「だけどよ、俺達が学校があるって事は此奴も学校だろうが」
そうあたしを指さしている獄寺君に
はぁ。とため息をついた国木田さんに乱歩さん
「あーぁ。乱歩さんまでため息ついちゃった」
「それよりも国木田君がため息をつくなんて珍しい事もあるものだねぇ」
確かに…
「あのねぇ。茉白はこっちの一軒が落ち着いたら帰るって言ってるでしょ。当然もう学校にもそう言って連絡済みだし
茉白は既にそれだけの休みを取るからと課題を出されているけど、それもすでに終わらせてるよ。でも君たちは如何なの?連絡もしてないんじゃない?
そうなれば学校を無断で休んでいる君たちの場合家とかに連絡が行くよね。連絡を貰っている人間は当然今頃焦っているだろうね。学校にも行っていない。連絡すらしていない。周りの人間は君たちがどうなっているか。安否すら取れないんだから」
「あ…」
「茉白に関しては、今の現状社長が保護者になっているから太宰が連絡をしても社長が連絡をしてもなんの不思議もない」
「ちっ」
「舌打ちをしたところで何も変わり様がないけどね」
「それに茉白も言っただろう?昨日電車に乗せて東京に帰らせようとしたのに勝手に居りて戻ってきたのは君たちだ」
「ふふ。流石は乱歩さんですね」
「当り前だろう?」
沢田君たちが撃沈している中
「お兄ちゃん?」
「どうかしたのか?太宰」
「国木田君。少し早いけど茉白も1度東京に送り届けて来るよ」
「え?」
「何を」
「大丈夫。まだこっちの一件も片付いていないからすぐにこっちに戻すさ。
だけど、いつまでも彼らに此処に居られても困るだろう」
「それもそうだな」
「君たちも其れで良いね」
「あ…あぁ」
「全く、太宰も茉白の事には必至だね」
「たった1人の妹ですしね。それに彼らのフォローもしてきますよ」
はぁ!?
「そうか」
「仕方がないね。茉白が此処にいる事すら恐らく東京の人間は気づいていないだろうしね」
「それ以前にあたしが探偵社の人間であることにも気づいていないですよ。お兄ちゃんが此処の社員だからいられる。探偵社の中に入って来られる。そう思っているのでしょう」
「ちげぇってのかよ?」
「茉白教えてあげれば?」
「良いんですか?教えても」
「ある意味知ってるしいいんじゃない」
ある意味ね…
「仕方がないですね。あたしはお兄ちゃんの妹だから、織田さんが此処にいるからこの中に入れるわけではなく
あたしも、此処探偵社の社員でもあるわけですよ。なので此処に出入りが出来るのはあたしの自由という訳です」
「なぁ!?」
「太宰」
「なんですか?乱歩さん」
「茉白を送り届けたら其の儘東京に置いてきて構わないよ」
「良いんですか?」
「構わないよ。じゃないと彼らもいつまでたってもこっちにいるし」
乱歩さんの言うことが外れたことなんて1度もないのも事実だ。4年前、織田さんが単身で敵のアジトに行った時も与謝野女医を送ってくれなければ今頃はいなかった人だ。
そしてあの時乱歩さんにあたしが探偵社に来るとまで言われた通りになっているのも事実だ
沢田君たちの方を見ると驚いていないのは
六道骸君。雲雀恭弥君。そしてアルコバレーノの赤ん坊だけであとは驚いているようだ
