6話
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紅葉さんとの会食に付き合わされて終わったと思ったら
「もうちと付き合え」
そう言ってくれた紅葉さんがそう言って連れてきてくれたのは
「わあっ」
「好きじゃろ茉白は」
「好きっ」
幼いあたしをよく連れてこう言った場所に連れてきてくれたのは紅葉さんだ
「中に入っても良いのですか?」
「無論じゃ。好きな物を選んでくるとよい」
「え?」
「そなたも高校生じゃ。その祝じゃ」
「ありがとう」
中に入る時に聞こえたのは
「相変わらず愛い」
雑貨店でいろいろと見ていると、あっと言う間に籠がいっぱいになってしまいそうになってしまう
「おや。これはまた」
「あ、ごめんなさ…」
「いいんじゃよ。しかし、揃いのカップが5つもあるのかえ?」
「紅葉さんと中也君。お兄ちゃんと織田さんとお揃いにしたくて」
そう言ったあたしに
「構わん!もっと買ってもよいぞ」
「こんなにいっぱい買ったら」
「大丈夫じゃ」
それだけ言うとレジを通して買ってくれた紅葉さん
「ありがとうございます」
「本当にアヤツの妹なのが不思議でならん。今すぐ戻って来てもよいのだぞ?」
「いやいや、それは…」
「分かっておる。言ってみただけじゃ」
車に戻ると探偵社の前に降ろしてくれた紅葉さんに
「そうだった」
紙袋から中也君と紅葉さんの分のカップを取り出すと
「これを」
「中也にも渡しておく」
「ありがとうございます。ポートマフィアで紅葉さんがあたしの面倒を嫌な顔をせず見てくれたこともすごく嬉しかったんです」
「今でも同じじゃ。太宰も織田の奴が心配しておる。そちも体調には気を付けるのじゃぞ」
「はい」
車を見送った後、探偵社に戻ると
「あれ?敦君は出かけたのですか?」
「あぁ」
「お帰りー茉白」
「ただいま。乱歩さん」
「茉白。ドアから離れていた方がいいよ」
そう言ってくれた乱歩さんの言葉通り離れた直後ドアが吹き飛んできたのだ
「乱歩さんの隣に来て正解だった…」
呑気にラムネを飲んでる乱歩さんには申し訳ないけれど
「貴様たちは」
「失礼。探偵社なのに
そう言って目を開いた広津さんを見た後後ろにいる2人も出てきて
「なんだ、樋口君の言っていたことは本当だったか。キミが此処にいるという話は」
「…っ」
「あの人の妹君のくせして何の異能力も持たない、ただの子供のくせして」
「彼女、貴方方に訊いたんですね。でも紅葉様は、お怒りになって居ましたけれどね」
「敵幹部と会っていたのか」
「探偵社としては敵対組織の人間ですが、いち個人のあたしからすれば2人はあたしに異能を向ける事すらしませんよ。例え探偵社とポートマフィアが全面戦争になっても」
「ほう」