6話
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谷崎君の殺気と迫力に根負けしたのか銃撃を再び開始した彼女に
「成程。これは確かにお兄ちゃんが来るまでここにいる方が安全かな」
「え?」
どれだけ当てても谷崎君とナオミちゃんに当たっている様子はない
「何?」
「死んでしまえ!」
そう言って彼女の首を絞めた谷崎君
「死ねぇ!」
そう言った直後、
「うっ」
そう言って倒れ込んだ谷崎君
異能を制御していない?なんて思っていると後ろに見えたのは懐かしい顔で
「死を恐れよ。殺しを恐れよ」
そう言ったのは紛れもなく
「死を望むものは等しく死に。望まるるがゆえに」
なんて芥川君を見た敦君は怯えていて
「お初にお目にかかる。
「芥川先輩。ここは私1人でも」
そう言って彼女の顔をはたいた芥川君は
「人虎は生け捕りとの命のはず。片端から撃ち殺してどうする?
この役立たずめ!下がって居ろ!」
なんて言っている芥川君
「ふぅん。相変わらずの様ですね。芥川君」
「そして何故貴様も此処にいる。あの人の妹の癖になんの異能力も持たぬ役立たずの妹が」
「ぇ?」
「仕方がないでしょう?お兄ちゃんに一緒に行けと言われてしまったのだから」
好きで此処にきているわけでもないのだけれど
「流石はお兄ちゃん信者」
「何?」
「別に、あたしはどうなっても構わないけれど、じゃあ、あたしの事を殺せばポートマフィアでも動く人間はだれか。其れを分かって居るのでしょう?」
「ん」
「でも、あたしがポートマフィアに殺された。なんて知ったらお兄ちゃんも黙っていないだろうし、織田さんに怒られちゃうもの」
きっとお兄ちゃんも黙ってはいないだろうしきっと森さんをも殺しにかかるだろうなぁ
「人虎は生け捕り?あんた達は一体」
「もとより僕の目的は貴様1人なのだ人虎。其処に転がるお仲間は言わば貴様の巻き添え」
「はっ僕のせいで皆が…」
「敦君。そう考えなくてもいいですよ?」
「でも…」
「然り。其れが貴様の業だ人虎。貴様は生きているだけで周囲の人間を損なう」
「僕の…業?」
「ならあたしの返して欲しい人今すぐ返してくれるのかしら?そのあんた達ポートマフィアの業ってやつで」
「ん…」
「出来ないでしょう?だってあんた達ポートマフィアがお爺ちゃんを殺させたのだから」
「!?」
「異能力【羅生門】」
「あっ」