9話
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「では明晩再びここで」
女の人が消えて言った直後なんて思っていると本当に、銃を撃ってきた男。でもあたしに当たることも無く相手に帰って行ってのだ
「何が起こった」
「おいおい」
「「!?」」
後ろから声がするかと思えば
「誰だ」
あ…体の周りに赤く見えている重力を纏ってここに来てくれたというの?
「当たってねぇだろ?茉白」
「当たってないよ。流石中也君だね」
「当然」
姿を見せたのは中也君で
「てめ…この間の!」
「善く堪えたな。茉白」
「うん」
「いっぱしのマフィアが何でこんな女を庇う」
「こんな女にリングを渡したのはテメェらだろ。お前たちみたく一寸やそっとの関係じゃねぇんだよ。俺達は」
そう言った中也君の言葉にこの場の空気がぴりついている
「7年の付き合いだからな」
「中也君。任務の帰り?」
「あぁ。此れから本部に帰還だ。あの木偶が居るってからな」
やっぱり、お兄ちゃん態と捕まってるなぁ
「どうして仕事の帰りだと分かった」
「分かるよ。香水で隠していても血の匂いは消えないから」
「流石だ。あの木偶の妹なだけはある。リングは如何した」
「返却してるよ。だってあたしは探偵社員で、あの組織で幹部だったお兄ちゃんの妹だもん」
「だよなぁ」
「そうそう、中也君」
「なんだよ」
「組合があたしの、能力を狙ってるって聞いたんだけど」
そう言った瞬間の中也君の空気が変わった
「わーった。すぐに調べとく。んであの木偶に知らせてやるよ」
「ありがとう」
「おう」
流石中也君。お兄ちゃんもそうだったけど仕事が早いんだよね
「んじゃ、俺は帰るがどうせ、近いうちにまたお前に会うだろうよ」
「うん。お兄ちゃんと中也君のコンビ、期待してるよ」
「気に食わねーけどな」
そう言った中也君は重力で上に上がって行ってしまった
「おい、上に上がって行ったぞ」
「大丈夫なのか?」
「大丈夫です。傷1つ作らないであの人は帰るから」
そう言ったあたしに
「何でテメェが“ポートマフィア”の人間と面識がある」
「「!?」」
「ポート…マフィア?」
「さぁ、どうしてでしょう。其れが知りたければご自分でお調べになったらいかがですか?伊太利ボンゴレファミリー。9代目直属独立暗殺部隊さん」
「なぁ!?」