9話
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「だが、そんな連絡俺は受けてはいないぞ」
連絡を受けていない、ねぇ
「へぇ。あたしは金髪の男の人に言いましたけど。しかもリングはお返ししているはずですが」
「何?」
歩きながら説明をするも、どのみち学校の前を通らなくてはいけないらしく、無理やり学校の中に入れ込まれたあたし
「最悪」
「見るだけでも良かろう」
そう言った目線の先には沢田君たちもいて
「遅くなってごめん。ランボがかくれんぼ始めちゃって」
そう言って抱えたのは昨日の小さな男の子で
「太宰も来たのか」
「連れて来られただけです。好き好んできたわけでは無いですし」
あたしの隣では赤ん坊が2人とも一緒に居て
「っつってもまだ来てない奴もいるけどな」
「相変わらず霧の奴は姿を見せん」
「静かだね」
「奴等はまだ来てないのかな」
そう言った矢先
「とっくにスタンバイしています」
「第一線は腫れの守護者の対決です」
「あたしは関係ないじゃん」
帰ろうとした矢先
「見て行くくらいして行けばいいじゃねぇか」
「見たくて来たわけではないので」
だが前に出て来たのはカラフル頭の男で
「私の相手はあのボウヤね」
そう言った瞬間、悪寒が走ってしまった
「太宰?」
一瞬、森さんの事が頭に浮かんでしまった。あんなロリコン浮かべなくてもいいはずなのに
そんな中始まって居た試合に負けたらしいカラフル頭の男は背後から撃たれ倒れてしまい
「やる時はやる。流石はボス補佐だね。ゴーラモスカ」
「どうなって居やがる」
「弱者は消すこれがヴァリアーが常に最強の部隊である所以の1つだ。ルッスーリアは其れに恐怖して動揺していたんだ」
明晩の対戦相手は。そう言った女の人たち
「もう分かっちゃうの?」
「雷。雷の守護者対決になります」
べつにどうでもいいや。帰ろう。そう思って背中を向けた時だった
「おい、女」
「何ですか」
「何故リングを返した」
「あたしには必要ないもので」
「だが、渡されたからには」
「テメェにも守護者として」
「あたしは、貴方方と一緒にいる事すら想像も出来ませんが?」
「何だと」
そんな中鳴ったあたしの携帯
「もしもし」
「茉白か」
「何かありましたか?」
「太宰の奴が昨夜から帰っていないらしい。お前の所に行っていないか」
「来てないですよ。」
お兄ちゃんが探偵社にいない。社員寮にも帰っていない。タイミングよく来た芥川君。
そっか
「何処に居るか分かるか」
「えぇ、知って居ますよ。当然でしょう?」
「何?」
「きっと、乱歩さんも気づいていますよ。お兄ちゃんは一時的に“態と捕まって”古巣に帰って居ますよ」
「古巣だと?」
「えぇ。どうせ、2、3日したらけろっと帰って来ますよ。敦君に懸賞金を懸けた情報と共に」
「何故分かる」
「古巣と言ったでしょう?何処に何があるかなんてお兄ちゃんは分かり切って居て戻っているのですから」
出来る事なら横浜に帰って居たかったなぁ