9話
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翌日の夜、何故か家の前には例の赤ん坊が2人
「何で赤ん坊が2人もいるのですか」
「おい、リボーン。本当に此奴も守護者だっていうのか」
「あぁ。ただし、ヴァリアー側だけどな」
「何で敵の奴の家を知ってるんだよ」
「まぁ、一寸な」
「あたしは行く。なんて一言も言ってないのですが」
「だが、行かないとも言ってないだろ」
まぁ、其れはそうだけど
「行くはずがないでしょう?」
「いえ。それでも貴方にも来ていただきます」
「何故」
「貴方が雲の守護者だからです」
「お断りね。第一会ったことも無い人に守護者です。なんて言われたってはい、わかりました。なんて言うほどあたしは優しくはしませんしする必要もないですけれど」
「な!?」
確かに、一寸前までは闇の世界にいた人間だ。別に夜が怖い訳でもない。むしろ好きな方だ
「相変わらずのようだな」
「何処だ、コラ」
そう言った瞬間前から出て来た黒獣を交わしたあたし
「「!?」」
「相変わらずだねぇ。芥川君」
「本当に何故貴様を守れと言ったのか今一度理解に苦しむが」
「でも芥川君が動く。という事はお兄ちゃんの指示でしょ。其れこそ理解しがたい事ね。敵対組織の人間の指示に従うなんて」
「な!?」
「組合が貴様を狙っていることは」
「当然、知って居るに決まって居るでしょう?あたしの味方には名探偵がいるのだから。というよりも、あたしの処で油を売っている暇なんてないはずなのだけれどね」
「どういう意味だ」
そう言った赤ん坊の言葉には返事もせず
「お兄ちゃんの指示とは言え、芥川君があたしを連れて帰ればあたしを人質にとれるものね。あの組織から保護されている女の子と引き換えにとでもいえば探偵社はすんなり手放す。そう思っているのは黒蜥蜴と遊撃隊位でしょうけれど」
「な…!」
「あたしを人質にするなら、お兄ちゃんだけじゃないわ。異能特務課も敵に回すわよ」
そう言った瞬間
「くそっ又出直す。次は無いと思え」
そう言って素直に帰って行った芥川君
「一体何なんだアイツは」
「誰でもいいでしょう?じゃあ、あたしも用が有るので」
「太宰茉白。お前も来い」
そう言って来たのは沢田君のお父さんで
「だから、何で。真逆、雲の守護者だから。なんて」
「その通りだ」
「行きませんよ。第一、あたしは早々にお断りをしているはずです。其れなのになぜあたしまで行かなくてはいけないのですか」
「断った?守護者をか」
「そうですよ」