9話
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「何だ、ランボさんと遊びたいのね」
そう言って前に出た小さなおちょこの子
「俺っち人気者だから…」
そう言った矢先件を振りかざした男
「はぁ…斜陽」
影で子供を守るように隔てたものの当たってしまったようで
「許さない」
そう言ったチャイナ服を着た子供も飛び出して。まぁ、相手にはされていないが
「全く、この街は子供でも無茶をする」
「え?」
あたしの方に飛ばされてきた子供をキャッチすると恐る恐るあたしの方を振り返ってきて
「ゴメンナサイ」
「謝らないでください。悪いのはあなたたちでは無いことくらいちゃんと見ていますから」
あー…でも
「今から使う
「へ?」
インカムを繋ぐと
「どうかしたのかい」
「お兄ちゃん、ごめん。アレ使わないといけなくなった」
「無茶しない程度にね」
「りょーかい」
子供を抱えたまま下に降りると
「貴方は」
「内緒」
子供の口に人差指を当てて静かにしてもらう。相手の方を向くと今にも飛び掛かって来そうな男たちがいて
まぁ、今は無いけれど、ポートマフィアにいた頃よりはよっぽどましか
「異能力」
「「!?」」
「斜陽」
あたしの周りにあった蔭で相手の方に向かって刀のように動いて行く蔭。異能力を初めて見たのか、初めて知ったのか
「うわぁああ、助けてー!」
そう言っていた男の子たち
男の子たちを逃がしている間に別の男が男の子たちを狙っていて
「風太、危ない!」
あたしの方は異能力を解除して男の子の方に向かうと
「間に合わない」
そんな声と共に見えた拳。然も、腕に包帯を巻いていたのだ。一瞬お兄ちゃんかとも思ったのに見えた相手はお兄ちゃんでは無く知らない男
「ボンゴレファミリー晴れの守護者にして、コロネロの1番弟子。笹川了平、推参!」
「お兄さん…」
その間にも2人来ていて
「なんだ、太宰もいたのか」
「いましたよ?帰宅途中で狙われている子供を見て仕舞ったら助けるしかないでしょう?それに、貴方もよく頑張ったわ」
チャイナ服を着ている子供が女の子だと知ったのは抱きかかえた時だ
ペタリと絆創膏を張り付けると
「謝謝」
「どういたしまして」
「ったく、なんでアホ牛がリングなんかを」
「もう大丈夫だぜ」
「じゃあ、あたしはこれで」
「なぁ」
そう言って来た赤ん坊は
「「来る」」
そう言ったあたしと赤ん坊。そう出て来たのは先ほどの男で
「お前たちがやったのか。雷のリングを持つ奴は誰だ」
そう言った男はキョロキョロとした後
「其処に居るパーマの男だな」
「違います」