8話
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「ディーノさん」
そう言った沢田君はこのムチを持た人を知って居る用で
「ディーノ…何処かで聞いたことがある名だな」
「中也君でも聞いたことある人の名前なの?」
「あぁ」
そっか、中也君でも聞いたことがあった名前だったんだ。だけど、何処で訊いたんだっけ?思いだせない…
「その趣味の悪い遊びを辞めねーって言うなら、俺が相手になるぜ」
隣にいるお兄ちゃんを見ると、何かを考えているようで
「ゔおおい。跳ね馬」
跳ね馬?
「お前を此処でブッ倒すのも悪くない。だが同盟ファミリーとやり合ったとなると上がうるせぇ」
この人達、知り合いな感じなんだ
「成程。跳ね馬。跳ね馬ね」
「なーにが、成程。だ!」
なんて話しているお兄ちゃんと中也君
「今日の所は大人しく帰る」
そう言った男は沢田君の頭を掴んでいて
「おーっ昔のお兄ちゃんみたい」
「私、此処まで酷くなかったでしょ」
「いやいや。十分酷かったし、怖かったよ?」
だからかぁ芥川君はお兄ちゃんに似てないあたしを嫌っているしなぁ
ムチで好戦した後刀から何かを出した男は
「ざまあねぇな、跳ね馬。今回は貴様に免じてこいつらの命は預けておいてやる。だが」
そう言って男が持っていたのは、先ほどまで沢田君が持っていた箱で
「こいつはいただいて行くぜ!」
「あぁ…っボンゴレリングが!」
ボンゴレリング?
「じゃあな」
そう言って何処かへ行ってしまった男を見た後
「おい、太宰。跳ね馬って聞いた途端何が分かったんだよ」
「「!?」」
「跳ね馬ディーノ。君はあの男と同じ伊太利のマフィアだ」
「なんで分かった」
「そして君はそのファミリーのボスだ」
「「!?」」
「よく分かったな」
「知って居るさ。いつ君がボスの座についた窯では私にも分からない。が茉白を助けてくれたことには感謝をするよ」
「どういう…」
「深追いは禁物だぞ」
「赤ん坊がしゃべったぜ」
「あぁ。面白いじゃないか。どういった状況で赤ん坊に“なった”んだろうね。アルコバレーノ」
「「!?」」
そんな人が存在するんだ
「なぜ、其処まで分かって居る」
「分からないのなら考えるといいよ。私と中也、そしてそこにいる跳ね馬は同じ年だ」
「はい!?」
「あ、そうなんだ」
「だが、私には分かっても君たちには分からない事もあるのだろうね」
言葉を詰まらせた彼らは何も言えない状況で
「太宰。茉白」
「なんだい?」
「俺はもう行くぜ次の任務が入ってるからな。今日のこの事は首領にも言わねーし報告書にもあげねーからな」
「そうかい」
「茉白。此奴が嫌になったらいつでも来いよ」
「セーフハウスでも?」
「当然だろ?そん時は何処にでも連れて行ってやるよ」
わーいっ