第2章 -音柱-
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「お久しぶりです!天元様!」
「ずっとお会いしたかった!」
「これから一緒に住めるなんて、光栄です!」
3人に出迎えられ、同居生活が始まった。
-----------------------------------
聞いてもいないのに、こいつらはやたらと李亜の話をする。
俺の気持ちも知らずに。
お館様には、李亜と俺との関係は3人には秘密にしてある、と言われた。
ところで、李亜と俺の関係ってなんだ。
恋人でもなければ、許嫁でもない、友達でもない、あえていうなら師弟、いや師弟はあんなことやこんなことまでしないか。
とにかく俺が李亜のために柱になったことは、まだ言っていない。
「天元様、ご飯できました!」
「任務、お疲れ様です!」
「お風呂にしますか、それとも・・・・///」
3人と暮らしはじめてから、俺はまさに、至れり尽くせり状態だ。
李亜に振られ、傷心しきった俺の心を癒してくれる3人の嫁たち。たしかに料理はうまいし、気がきく。李亜は、料理はうまかったが、あの屋敷では姫様状態で、はっきり言って気が利くような女じゃなかった。どちらかというと俺が世話を焼いていたようなもんだ。
----------
「今日は食欲ないから、ご飯いらない・・」
「あんなに動いたんだ、食えよ。」
「口に運ぶのも面倒だわ。」
「ったく。ほら、口開けろ!!」
そのあと、李亜が完食するまで口に運んだっけ。
こんな日もあった。
「天元、ちよっと手をかして?」
「ん?ほらよ。」
俺の爪に色を塗りだす李亜。
「また俺で遊んでるだろ。・・・っつーか塗るならもっと綺麗に塗れよ」
「どうしてもちょっとはみ出ちゃうのよ」
ムッとした顔で俺をみる李亜。
「かしてみろ。」
「・・・天元、上手!私の爪もやって!」
それから李亜の爪はいつも俺が塗るはめになったっけ。
俺がいなくなったあとは自分でやってっかなぁ。まさか、自分で綺麗に塗れないからって他の男になんて
「天元様!天元様!」
須磨に呼ばれ、はっとする。
「どうしたんですか。ぼーっとして。」
「いや、なんでもない。」
「今日は私が夜のお相手です///お手柔らかに。」
「ああ、先いって待ってろ。」
雛鶴、まきを、須磨は、美人だし、胸もでかい。こんないい嫁を見つけてくれた親父には感謝感謝だ。あいつらをここまで世話してくれた李亜にも、今度礼を言わないとな。
毎晩激しく抱いて、楽しい結婚生活を送って、あの我儘姫様のことなんかすぐ忘れられるはずだ。
―――――――――――――
「須磨は水色が好きなのか?」
「この爪ですか?李亜様から頂いたもので、とてもお気に入りの色なんです!」
「李亜・・・様、たしか爪に色、塗ってたよな?自分で塗ってんのか。」
「ええ。でも細かい作業は苦手だそうで、かなり時間をかけて塗ってました。意外な一面ですよね。」
李亜が不器用なことくらい、俺が一番知ってる。箸の持ち方も変だし、裁縫は全くといっていいほどできない。
「李亜様は、美しくて、上品で、強くて、優しい、本当に素敵な方。私たちの憧れです!」
「そうかい、そうかい。じゃ、俺は明日早いから、寝るぞ。」
「はい、おやすみなさい、天元様」
こいつらといると、嫌でも李亜の話を聞かされる。
離れていてもこいつらを通して李亜を感じられて、心が落ち着く。それがすごく、悔しかった。
「ずっとお会いしたかった!」
「これから一緒に住めるなんて、光栄です!」
3人に出迎えられ、同居生活が始まった。
-----------------------------------
聞いてもいないのに、こいつらはやたらと李亜の話をする。
俺の気持ちも知らずに。
お館様には、李亜と俺との関係は3人には秘密にしてある、と言われた。
ところで、李亜と俺の関係ってなんだ。
恋人でもなければ、許嫁でもない、友達でもない、あえていうなら師弟、いや師弟はあんなことやこんなことまでしないか。
とにかく俺が李亜のために柱になったことは、まだ言っていない。
「天元様、ご飯できました!」
「任務、お疲れ様です!」
「お風呂にしますか、それとも・・・・///」
3人と暮らしはじめてから、俺はまさに、至れり尽くせり状態だ。
李亜に振られ、傷心しきった俺の心を癒してくれる3人の嫁たち。たしかに料理はうまいし、気がきく。李亜は、料理はうまかったが、あの屋敷では姫様状態で、はっきり言って気が利くような女じゃなかった。どちらかというと俺が世話を焼いていたようなもんだ。
----------
「今日は食欲ないから、ご飯いらない・・」
「あんなに動いたんだ、食えよ。」
「口に運ぶのも面倒だわ。」
「ったく。ほら、口開けろ!!」
そのあと、李亜が完食するまで口に運んだっけ。
こんな日もあった。
「天元、ちよっと手をかして?」
「ん?ほらよ。」
俺の爪に色を塗りだす李亜。
「また俺で遊んでるだろ。・・・っつーか塗るならもっと綺麗に塗れよ」
「どうしてもちょっとはみ出ちゃうのよ」
ムッとした顔で俺をみる李亜。
「かしてみろ。」
「・・・天元、上手!私の爪もやって!」
それから李亜の爪はいつも俺が塗るはめになったっけ。
俺がいなくなったあとは自分でやってっかなぁ。まさか、自分で綺麗に塗れないからって他の男になんて
「天元様!天元様!」
須磨に呼ばれ、はっとする。
「どうしたんですか。ぼーっとして。」
「いや、なんでもない。」
「今日は私が夜のお相手です///お手柔らかに。」
「ああ、先いって待ってろ。」
雛鶴、まきを、須磨は、美人だし、胸もでかい。こんないい嫁を見つけてくれた親父には感謝感謝だ。あいつらをここまで世話してくれた李亜にも、今度礼を言わないとな。
毎晩激しく抱いて、楽しい結婚生活を送って、あの我儘姫様のことなんかすぐ忘れられるはずだ。
―――――――――――――
「須磨は水色が好きなのか?」
「この爪ですか?李亜様から頂いたもので、とてもお気に入りの色なんです!」
「李亜・・・様、たしか爪に色、塗ってたよな?自分で塗ってんのか。」
「ええ。でも細かい作業は苦手だそうで、かなり時間をかけて塗ってました。意外な一面ですよね。」
李亜が不器用なことくらい、俺が一番知ってる。箸の持ち方も変だし、裁縫は全くといっていいほどできない。
「李亜様は、美しくて、上品で、強くて、優しい、本当に素敵な方。私たちの憧れです!」
「そうかい、そうかい。じゃ、俺は明日早いから、寝るぞ。」
「はい、おやすみなさい、天元様」
こいつらといると、嫌でも李亜の話を聞かされる。
離れていてもこいつらを通して李亜を感じられて、心が落ち着く。それがすごく、悔しかった。