男たちに襲われていた3人をみて、助けずにはいられなかった。


家にくるかと尋ねれば、３人は顔を見合わせ、すぐさま
「はい！！お願いします！」



なんて素直で可愛いのだろう。



家に帰る途中、３人の生い立ちを聞く。



「へえ、忍ねえ・・・」

話をまとめると、この3人が言うには

忍びの里で名を馳せた優秀な男の妻になるはずだったが？
その男が里を抜けるといいだして？
代わりにその男の弟と結婚させられるのは嫌だし忍の任務もこりごりだから東京までついてきて？
あとは大丈夫、自分らで仕事を探せといわれ？
自分は、やることがあるからといわれ駅で別れて？


「・・・最低な男ね。こんな可愛いお嫁さん3人を置いていくなんて」



「そんなことありません！天元様はとってもお優しい方なんです！」


「・・・え。て、てんげんって。・・・・珍しい名前ね。苗字は、なんて？」

「宇髄です！宇髄天元様です！」


まさかまさかだ。




この子達が天元の嫁？しかも3人。





これも運命？





派手でいいじゃない。






「ふふふっ。」

「どうしたのですか。」


「なんでもない、じゃあよろしくね、雛鶴、まきを、須磨。」

「はい！！」