第1章 -昔の話-
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あれは俺が従順な忍だった頃。まだ父に従うしかなかった頃。
「天元。お前に産屋敷家の護衛を命ずる。
明日からだ。よいな。」
「わかりました。産屋敷家とは、あの鬼殺隊を統括しているという...」
「そうだ、お前に命ずるのはその当主耀哉様の妹君の護衛だ。何ぶん報償金が桁違いでな。うまくやってくれ。」
「わかりました。」
なぜ鬼殺隊の当主の妹を?よくわからないが、従うしかない。俺は父に命ぜられる通りに、産屋敷家へと向かった。
この先、俺の人生が一変する出会いが待っているとは微塵も思わなかった。
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