△ 贋作(がんさく)とフルート〜re:make

◆所要時間…75min(時間泥棒…!)
◆『月夜とダイヤモンド』続編。
※前作を知らなくても読めます。

※暴力表現あります。
ptsdのある方、お控え下さい…




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〜登場人物〜
◆クレセント=怪盗「月の鎌(モントスティル)」
駆け出しの青年画家。猫の様な身軽さと特殊な視力(相手の動きを先読みする、暗闇でも見える)を持つ。昔…遠い町で富裕層から金品宝石を盗み、貧しい人々にばらまく怪盗をしていた。自分が最後に盗んだのは「ダリアの人生」と決めて一度は怪盗稼業から身を引いたが…。


◆ダリア嬢
クレセントが怪盗をしていた時に会った元貴族。プラチナとの望まぬ結婚を防げなかったため怪盗に自分を盗むようお願いし、身分と財産を捨て逃亡…クレセントと駆け落ちした。クレセントには危険と隣り合わせの怪盗には2度と戻らない事を約束させて夫婦となったが…。


◆ゼラ嬢
画商。町のギャラリーの館長で展示されてる美術品の所有者。クレセントが昔「贋作画家」だった事を知っている…クレセントを気に入り、彼の秘蔵の絵画『まどろむ裸婦』の複製を描かせようとする…。


◆プラチナ氏
ギャラリーのオーナー。ゼラ嬢の元恋人。怪盗にダイヤを盗まれたせいでゼラ嬢との仲を引き裂かれ、婚約者だったダリアも奪われた事を根に持つ。『まどろむ裸婦』を搬入した時、絵のモデルがダリアとそっくりで画家クレセントの正体に気付き、ダリアを奪い返そうと対峙してくる…。


◆先生
ダリアが身を寄せる集会所の館主。館には町で1番高い塔があり、その塔に隠された秘密を知る。クレセントの正体をダリアの「告解」によって知っているが既に怪盗稼業から足を洗っているので、その点は赦している。ケンカしたクレセントとダリアの仲直りを取り持つ…。


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第1章
Die Seite Der Mondsichel
[プロローグ]
[01…妻はシスター]
[02…君に結婚指輪を…]
[03…「私と宝石と、どちらが大切?」]
[04…怪盗、ハートを盗まれる…?]
[05…もしかして浮気!?]
[06…平手打ち!]
[07…すれ違い]
[08…禁忌色]
[09…贋作依頼]
[10…盗まれた2人の将来]
[11…小さな額の絵の中で]
[12…贋作展示会]
[13…復縁の絵画]



第2章
Die Seite Der Diamond Lady
[14…夫は元,怪盗]
[15…あなたに平穏を…]
[16…「何も知らなくていい…」]
[17…ダリア、囲われる!]
[18…ひょっとして心変わり!?]
[19…騙(だま)し討ち!]
[20…お門違い]
[21…不協和音]
[22…演奏依頼]
[23…知らされた塔の秘密]
[24…大きな塔の屋上で]
[25…結婚演奏会]
[26,…赦しの音色]
[エピローグ]

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