[ Diary kyuusu ]

[2024/10/01]
(マンガを読む時の方向)


◆よこ読みの利点
・少女、社会派、心理描写向け
・白黒、アナログ絵用
・昔の紙本マンガの再読
・じっくり読みたい時
・長編、シリーズ、長期連載作品
・デスクトップ、タブレット向き

◆たて読みの利点
・少年、男性、アクション向け
・フルカラー、デジタル絵用
・セリフより絵を重視
・サラッと読みたい時
・読切、短編、短時間読了
・スマホ向け


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◆アナログ手法でマンガを描くので、よこ読みを想定した「見開き」と「のど」(本で閉じられる真ん中のこと)を意識してますが、そろそろ「たて読み用」に描き方を統一したい…今年描いた原稿は、従来の雑誌の見開きを意識しつつ、全ページをタチキリコマ(本の化粧裁断部分まで、はみ出てる絵)にしました。ウェブ投稿するマンガは、かなり大文字にしないとセリフが読みにくかったので

◆スキャンした時に原稿サイズが小さい方が縮小率も低くて文字の潰(つぶ)れは少ないので、A4原稿に描いてもかまわないのですが、縮小すると絵がキレイに見えるので趣味マンガなのにB4原稿に描いてます。贅沢(ぜいたく)だ…なお、昔売られてたマンガ原稿用紙はパステルブルーのガイド線が印刷されていて、スキャンすると写り込むため、最近は裏面の無地に描いてます。もし、たて読みを想定して「のど」部分まで描いても良いなら、かなり(30mmくらい拡がって。絵を描く面積は増えるが…)セリフ文字も大きめにできるのですが…

◆しかし白黒マンガが「紙の本になる」ことはあっても、フルカラーマンガが紙本になるのは非現実的なので、白黒マンガは、やはり雑誌に載った時のことを考え「よこ読み用」の描き方にしておかなくては…(でなきゃ、雑誌用の原稿として同じ作品をもう1本描くはめになります。「のど部分」まで絵を描いてしまうと雑誌になった時、絵が隠れてしまうため)しかし自分が商業誌デビューするのだってフルカラーマンガが紙本になるのと同じくらい非現実(ファンタジー)な話ですけどねぇ~…
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