(うえだ未知_fanbook)

(忍法 恋仇がえし)[1,]

(c)うえだ未知 先生
◇1983年09月号ちゃお増刊
◇「NINJYA(ニンジャ)娘」その4
※コミックス未収録
□→(忍法 恋仇(ライバル)がえし)


【成竹奈実(なるたけなみ)は,伊賀の忍者の跡取り娘。おじいちゃんは最近,調子が悪く「なみ に婿(むこ)をとって自分は引退する」と言い出したからタイヘン!更に「謎の甲賀忍者」が奈実に奇襲(きしゅう)を仕かけてくる。奈実を案じた,おじいちゃんは,伊賀の里から魅力的な青年忍者「白土赤目(しらとあかめ)」を助っ人に呼び出す.伊賀の忍者の跡取りとしても申し分なく,恋人関係で上手くいっていた光君に誤解(ごかい)されてギクシャクしてしまい…】


{◎電子書籍「すきっぷなみちゃん(4)巻」の巻末おまけに掲載されてる『NINJYA娘』の未収録の話です。このシリーズは読切で全5話ありますが,4話と5話については単行本に収録スペースがなかったのか…ギャグ色が強めで『ちゃお』イメージに合ってなかったのか…未収録です.(そういえば,このサイトで保管してる「付録マンガ(単行本4巻の告知用)も未収録だったなぁ…)◆忍者で身軽な奈実ちゃんのポーズやプロポーションがいつもキレイで,うえだ未知先生が描くヒロイン(特に…ミミKun,あきら,ミルキィピンクなど運動神経が抜群なヒロインとアクション要素がある話)動きもあって,キレ〜なところ好・き・で・す!(あー…どうしたらこんな風に描けるんだろう…自分はバレエとか社交ダンスとか器械体操とかアイスダンスとかを,もっと見た方が良いかもしれない……)◆忍者の才能では完全に負けてる光君ですが…赤目君の本当の目的を知り,得意なクッキー作りで奈実ちゃんに差し入れをして危険を報せてるところが奈実ちゃんの事をちゃんと考えてくれてる,優しい男の子で良いなと思いました,好きな場面です◆赤目君はコミックスでは1巻に登場(本誌の小学二年生に付いていた付録マンガ「ひみつブック」では1986年版に.資料「note」(#clippin9)の「Material12」にて.ちなみに秀才女子の貴子(たかこ)さんは,コミックス収録されてる03話目「赤点花ふぶき」で登場,対決してます)◆コミックス版は小学生ですが,こちらは14才中学生とちょっぴり大人です.光君も赤目君もお兄さん風の描写で,おじいちゃんもスマートです◆赤目君って,ナルシストで『ゆう&YOU』「ユージ」,『ミミKun』「ウォルフィ」と,キャラが似てるかも….しかし自負するだけあって,奈実ちゃんが手こずる甲賀忍者を追い返したり,忍者としての実力は,おそらく奈実ちゃんと互角…!?しかしラストで奈実ちゃんにメチャクチャ怒られて逃げ去って行くところは可笑しくて笑えます!やはり奈実ちゃんの方が,つよぉ〜いのです…☆ラストの奈実ちゃんのセリフ,大笑いした!外サイトには,のせてません…
…(^o^;)}


※未収録なので以下,あらすじ.
【奈実は,伊賀の忍者一家の跡取り娘.ある日,奈実との勝負で12連敗して落ち込んだおじいちゃんは奈実に後継ぎに継承する巻き物を渡し,「これで婿が見つかれば,わしは引退だ」と言う.それを聞いた奈実はあせる…!なんと言っても家を継ぐために「忍者と結婚しなければならない」のだから◆奈実は光君というボーイフレンドがいるが,彼は運動神経が抜群でテニス部のエースといえど「フツーの人」なのだ.そして奈実が忍者であることも知っている数少ない理解者でもある…◆学校ではテニスボールが飛んできて奈実が手裏剣で対処しようとするが(いけない,忍者だってバレちゃう…)とワザとボールを避けなかったりしてニブイ“フリ”をする…テニス部の光君ファンの女の子たちが「あんな運動ニガテな子が彼女なんて光君がカワイソー」と文句を言うが,美人の部長がたしなめる.光君が部長に少し見惚(みと)れてるのを見た奈実は「いいもん,忍者のボーイフレンド見つけるから!」とケンカしてしまう.◆奈実が1人でいると突然,人の気配のない場所から手裏剣が飛んでくる.それは「甲賀忍者」の物で,うろたえる奈実…!そこへ青年が立ちはだかって奈実を助けてくれる.彼は伊賀の里の幼なじみ「赤目君」だった.久しぶりに再会して,うれしそうに赤目君と話してるところを光君に見られてしまい誤解されてしまう…◆赤目君は,奈実を心配した,おじいちゃんが伊賀の里から呼び寄せた助っ人だった.純情でマジメな赤目君は家族からの評判も良く,婿にしても申し分ないと太鼓判を押される◆奈実の学校に転校してきた赤目君は,その美貌で,あっという間に女子の人気に…☆体育のバスケの試合で光君と赤目君は対決するが忍者の赤目君は強く,光君は負けてしまう.光君の元へ向かう奈実だったが「忍者がなんだってんだ!」と怒ってる姿を見た奈実は(光君…本当は忍者キライなんだ…あたしのことも…)ショックを受けて仲直りの手紙も渡しづらくなってしまう…(しかし光君は手裏剣投げの練習が全然,上手く行かなくてイライラしてただけだった…)◆甲賀忍者がうろついてるので奈実を心配した赤目君は一緒に帰る.後をつける光君だが,高い木の上にいるので話ができない.赤目君に先に帰ってもらい,奈実が1人でいるところに,またしても甲賀忍者が現れる!しかし,光君とケンカして“超不機嫌な”奈実に返り討ちにされてしまうのだった.危険を察した赤目君と,おじいちゃんがやって来て,赤目君の必要性を感じたおじいちゃんがベタ褒めするのを見て,光君は,ますます落ちこんでしまう…◆光君と仲直りしたい奈実は翌日,靴箱に「放課後に会いたい」と待ち合わせの手紙を忍ばせるが,それを見ていた赤目君は手紙を盗み捨ててしまう.奈実は光君に会うことができないのだった…「あたしたち…もう,おしまいなの…?」◆一方,赤目君は光君に手をひくよう要求する.「君に奈実ちゃんを守れるのかい?」と尋ねられ,言葉につまる光君…◆更におじいちゃんは体調が思わしくなく寝込んでしまう.奈実に後を任せると,うわ言を言うのだった(…しかし,これは奈実と赤目君を早くくっつけたい,おじいちゃんの仮病なのだった…)◆数日後…奈実と赤目君が一緒にお出かけしてるところを後をつける光君.奈実が見ていない所で赤目君がガラスに写った自分の姿に自惚れて「この美貌にホレない女はいない,もう少しで巻き物はいただきさ…!」と嘲笑(あざわ)うのを見た光君は彼の本性を知る.しかし,忍者の実力では勝ち目が無い…そこで得意の菓子作りで奈実ちゃんにクッキーの差し入れを作る.しかし赤目君に催眠術をかけられた光君は手作りクッキーを奪われてしまう…!◆手に怪我の偽装をしてクッキーを渡す赤目君.なれない道具で自分のためにクッキーを作ってくれた赤目君に奈実の心が揺れる.彼と口づけを交わしそうになるが,光君の顔がよぎって逃げてしまう.1人でいるところに,再び甲賀忍者がおそってくる.うまく追い返した後…奈実は枝先に手裏剣が遠くから飛ばせる仕掛けを見つける…「人数を多く見せるためかな…それとも他に理由が…?」◆家に帰り,奈実がクッキーを食べるとハート型のクッキーから「おみくじ」が出てくる.フォーチュンクッキーになっていて紙には「withLOVE」…「fromHikaru」…「アカメニキヲツケロ!」の文字が…!おみくじが手紙になっていて,実はクッキーは光君が作ったものだったと気づく奈実◆一方,奈実との対決で怪我を負った甲賀忍者に遭遇(そうぐう)する光君.(コイツを倒せば後継ぎとして認めてもらえる!)無謀にも立ち向かうが…「フツーの人」光君が勝てるはずもなく,あっさり負かされてしまう.丁度そこへ,かけつけた奈実は甲賀忍者に,とどめを刺して決着をつける!ところが……その正体は,なんと赤目君!彼は,おじいちゃんが後継りである奈実に渡した「巻き物」だけが目当てで,手に入れるために奈実に近づき婚約者になろうとしていたのだ.怒った奈実は赤目君に悪口でどなる☆☆☆

“ひきょーもんっ!
腰ヌケ,根暗男,はじしらず,人でなし,
ばかっあほっスカッうらぎり者っ!
よわむし,うじむし,べんじょむし!
あんたなんか外がわだけの
中身ぐっちゃぐちゃよ!
よくも光君をいじめたなぁ〜!!”

“ぅぁぁぁ…”ナルシスト赤目君にとって,悪口が一番ツライ…!よたよたしながら逃げ去ってしまったのでした…☆◆さて…光君は,奈実ちゃんと一緒にいられるように忍者の修業に努めてくれてはいるのですが…木から落ちそうになってクッションを投げた奈実に助けられたり,奈実は,うれしくは,あるものの…(あんまり才能ないみたい…)と感じてるのでした….
…(;・∀・)(おわり)】

[2026r8/01/23]***
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