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「一目ぼれって、初めてした…」
駅で会った時、ゆっくりと近づいてなんとも言えない顔で呟いたユノは、手をとったあと、ほんとにあるんだなあと笑った。
その様子に頷くしか出来ないで居ると、言葉を続ける。
「それ、似合っているよ」
無性に嬉しくて、恥ずかしくて。
「部屋は綺麗にしたから」と話題を変えて見上げた彼の目の中で
春の風に、シフォンのやわらかな裾が揺れていた。
END
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