Opposite
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「もー、ほんっと子供だな…」
韓国語のままブツブツ言いながら衣装を着せるヒョンを見つめて、僕は聞いた。
また、とはどういう意味なんだろう。
「ヒョン、またって、またって?僕…」
「さっきもジュンスなまえにひどい事言ってたじゃん」
「さっきって…」
「せっかく綺麗にして、皆可愛いって褒めてる時にあれはないよなあー…」
「泣いてたって誰が見たの!?」
「ユチョン」
ユチョン?
ユチョンが?
ああ、さっき居なくなって
僕は嫌な予感がして
「泣き顔可愛かったーって言ってたよ」
あっち行ったりこっち行ったり、ほんっと惚れやすい子
そう付け加えるジェジュンヒョンの言葉を聞くか聞かないか
僕はまた脊髄反射で床を蹴った。
締めかけのベルトをガチャガチャ通しながら、楽屋を出てスタジオの方へ駆ける。
「あっ、ジュンス!!こらー!脱いだ服たためよー!」
ジェジュンヒョンが楽屋のドアまで出てきて呼んでいたけれど、僕は無視をした。