ツンデレ
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ずっと注がれる僕の視線に焦れたらしく、なまえからメールが来た。
送信者:なまえ
題名:Re:Re:Re:
本文:こっち見ちゃだめ
メールを見てからまたなまえを見ると、さらにツンとそっぽを向かれた。
でも見えている頬が少し赤い。
僕は苦手なメールを駆使して、なんとか返した。
やだ、と。
なまえの携帯が震えて、開いて読んだなまえの顔がこっちを向く。
なまえがこっちを向いたのが嬉しくて、僕はすぐさま笑顔になった。
びっくりしたようななまえの顔がさらに赤くなったと思ったら、目的地から2つ前の停留所が見えたところでブザーを鳴らし、バッと立ち上がる。
そして重そうな青いバッグに左右されるようにヨロヨロと前まで進んでいって、車掌さんの斜め後ろに陣取った。
後ろで座ったままの僕にメールが届く。
送信者:なまえ
題名:Re:Re:Re:Re:
本文:ジュンスが聞いてくれないならあたしが降りるから。
次の停留所から歩いていくから、先に事務所行ってて。
怒らせてしまったんだろうか。
不安になって返信しようとするが、どんどん次の停留所が近づいてくる。
僕はバスに乗った時と同じようにまた慌ててしまう。
バスが速度を落とし始めた。
このままじゃなまえが降りてしまう。
と思った時には足が僕を運んでいた。
清算するなまえの後ろに着くとなまえが驚いて振り返ったが、しかしすぐ表情を戻して降りていった。
続いて同じように清算して降りる。