loneliness
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誰にだって、「泣きどころ」というものはあって
それこそ おれみたいな
女の子とっかえひっかえ
縛られたくない
体だけでいい
好きになられたら面倒
だから一回した女の子とは二度としない
なんて最低な男にも、「泣きどころ」は当然あって
「ユチョン…寂しいだけなら、やめてほしい」
そこをまさか
こんな風に なしくずしにしたキスの後に、突かれるなんて。
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loneliness
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いわゆる合コン的な呑みのあと、2人で残されたバーからのカラオケで
彼女が不用意に隣に座ったりなんてするから、おれはてっきり「いいんだ」と思って。
歌ってる途中だったけどマイクを彼女に渡して、不思議そうにおれを見るその顔にキスをした。
同時に抱き寄せた体は女の子らしく緊張していたけど
今までこういう場面で緊張しなかった子なんてほんの数人だし
緊張してた子でも数回唇を舐めれば体を柔らかくするって知ってたから気にもしなかった。
襟足を隠すくらいの、短くてサラサラした髪。
こういうのも、ありだなー…なんて、首筋から撫で上げて髪に触れた。
服の襟から見える、緊張で跳ねた肩の筋肉が頼りない。
渡したマイクはいつの間にかオフにされてる。
…こんなんで抵抗なんて、したいのやらしたくないのやら。
どっちにしてもおれは今、彼女の肩に吸い込まれたい。
ただそれだけの感情で肩に甘く歯を立てた。
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