Weekend shuffle
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「わっ」
「…んー」
「ちょっとちょっとくすぐったい!」
「んー!」
支えてる手のひら、柔らかい。
当たってた唇で吸い付くと、本当に吸い込まれるみたいに
軽く浮いた皮膚がおれの息を阻む。
あ、これ分かる。
されたらぜったいきもちいい。
前髪の隙間から正面のなまえを覗き見た。
だめだ、煙でかすんでよく見えない。
咳き込む声。
そんなに苦しいなら吸うなよ煙草。
「ちょっと、ジェジュン、ね、手、」
困ったみたいな声出してる。
見たいけど目をこらしても見えない。
頭がもうろうとして、なんだか重くて上がらない。
前髪のカーテンも少し暗くて、もっと明るい色に染め直そうと思った。
だって、きもちいいって顔をなまえがする時、見られないのは絶対やだ。
だって絶対、こんな普通の子がするきもちいいって顔とか
絶対、可愛い。
ほら、だってもう、想像だけで こんなに…
「ごほ」
咳き込む声。
なんだよ、いい加減やめろ煙草。
煙のせいでおれはなまえの顔が見られなかっ…
「ん゛っんーん゛…なにしてんすか?」
「…………あ゛」
なまえの手の上で顔をゴロと転がすと、ユチョンが見下ろしていた。
やべ。
いま、すっげーーーーーーーー酔い醒めた。