・オマケ・





「…聞こえましたか、ジュンスヒョン」

「んー…うん…」

「じゃあ早く財布をよこしてください」

「え〜〜〜…」

「え〜ってなんですか、賭けは僕の勝ちでしょう」

「まだ！まだわっかんないからぁ！このまま聞いてたらケンカするっかもしれませんよう゛はんは！」

「しませんよ。今日のところはこれで終わりでしょう」

「え゛〜〜〜〜…」

「ほら、出せ、財布」

「う゛〜〜〜…ごひゃくえん、ない…」

「お釣りありますよ」

「〜〜〜〜〜そらヨ！」

「あっ…あるんじゃないですか、危ないなもう…だいたいなんで渋々ですか。ユチョニヒョンが捨てられるか賭けようって言い出したのも、真っ先に『捨てられる』に賭けたのも、全部あなたでしょうに」

「だてぇ、じぇたい捨てられる思いましたよーぅ…」

「言ったでしょ。女の人はユチョニヒョンのような甘い男に弱いですよって」

「生え際も甘いのにぃ…」

「うまいこと言ってないで寝てください。僕らも今日仕事なんですから…」


「うわーん！！」









THE END