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「やっぱりあの部屋で寝るだなあ、なまえ……昼寝、しなかっただしなあ」
「俺だって今夜は俺のベッドにおいでよって昼間のうちに誘ったのに…噛まれるし」
「毎日食べ物で手なずけて餌付けはうまくいったのに…それ以上は許してくれないしなー…」
「僕なんてお風呂まで入れてあげてめちゃくちゃ可愛がってるのに」
「「ジュンスの可愛がり方は痛がってるよ」」
「っていうかお風呂!?」
「なんでですかああ!」
「お風呂入れてあげたのジュンスぅ!?」
「ユチョンうるっさいんですねー」
4人の声がリビングから聞こえる。
寝たと思ったら、反省会かなにかだろうか。わざわざリビングに集まってきたらしい。
僕は腕の中で眠るなまえの頭を起こさないように撫でた。
可愛いなあ。
待ってたよ。
今日も帰ってきてくれてありがとう。
小さく
小さく
なまえの耳に口を寄せ、語りかける。
「明日も僕のところに帰ってきてね」
そのままなまえに口付け、唇に触れる耳のくすぐったさに笑って目を閉じる。
リビングから聞こえた4人の会話の最後が、僕の耳に届いた。
「「「「猫になついてもらうって難しいなあ〜」」」」
「にゃあ」
返事をするように寝言で鳴いたなまえの声。
その甘い鳴き声すら連れて行きたいと、愛しい飼い猫の柔らかな毛並みに触れたまま
僕はゆっくり、夢の中へ旅立った。
END
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