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とある村から少し離れた場所で、ちまちま自給自足しながら1人暮らししてる男主と、彼に貢ぐ組頭。組頭の方が歳上。
貢ぐって言っても、最初に現金渡したらドン引きされて丁重にお断りされたので、次から服やら食べ物やら物で貢いでる。渋々受け取る男主
別に組頭からは特に何を要求されるわけでもない。ただ会いたいから、傍に居たいから貢いでるだけ。
でも男主貰ってばっかりは気持ち悪いし申し訳ないから手料理振舞ったりしてる。
実は男主、いいとこの名家の子で、四人兄弟の三男。そんな子供の頃に護衛か何かで家に来てたのが、まだ火傷負う前の若かりし雑渡昆奈門。その時に雑渡さんは男主に特別な感情を抱いてた。
長男は家を継ぐため、次男は長男を支えるため、末っ子はその幼さと愛くるしさで周りから大切にされてたけど、三男で上二人に比べたらちょっと出来の悪い男主は放置され気味。嫌になって家を出た。
家を出て静かに一人暮らししてたら、上記の通り組頭からの貢がれ生活が始まってる。
雑渡さんたぶん一生想いを伝えることはしない。墓場まで持ってくし、男主も何もかも終わった後のふとした瞬間に「あぁ、好きだったんだ」って気づくけど、ただそれだけの話。