運命
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その日、俺の召喚に応じやって来てくれたのは、柔和な笑みを浮かべた優男のキャスターだった。
良くも悪くも個性の殴り合いの様な我がカルデアにおいて、彼のようなサーヴァントは初めてだ。優しく穏やか、少し天然な気があるがいたって良心的な、言い方は悪いが極々普通の人だった。
そう、この人自体は……
みたいな始まりで
実はケルト時代にメイヴ様と森で出会って、ひっそりと仲を深めていた魔術師がキャスター。
国も争いも何も関係の無い、一乙女として出会えて話ができた相手。
永遠の貴婦人でも女王としてでも無くメイヴとしてキャスターとカルデアで、生前叶うことの許されなかった恋の続きをするメイヴと、無自覚イチャイチャしてる2人に振り回される周りの話。
日課のフリークエストから帰還すると、永遠の貴婦人ことメイヴ様がそこに立っていた。
「おかえりなさい!どう?今日も私自ら出迎えに来たのよ、嬉しいでしょう。」
「ただいま、メイヴ。うん、とても嬉しいよ。」
その言葉にメイヴは嬉しそうに笑う。頬を薄らと赤らめるその姿はまさに恋する乙女だ。
鱒「あれ、キャスター何してるの?」
術「うん、愛らしい花が咲いていたから、メイヴに少し摘んでいこうと思って」
鱒「………なるほど(だめだ!あのメイヴがそんな野花で喜ぶはずがない!!)」
帰還
メイヴ「おかえりなさい!今日もこの私が出迎えに来たわよ!」
術「ありがとうメイヴ、嬉しいよ。そうだこれ、メイヴに花を摘んできたんだ。」
メイヴ「……私に花?」
鱒(ア゛ア゛アカン!アカ メイヴ「う、嬉しい//」
鱒「ファッ!?」