運命
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綺礼兄
歳は綺礼の二つ上。極度の面倒くさがり屋でできれば動きたくないと考えてるクズ野郎だが一応常識は人並みに備わっているので働こうとするがそこはブラコン綺礼に阻止されちゃうんですね、わかります。
綺礼
兄至上主義。世界は兄さんを中心に回っている。兄さん好き好き愛してます。
人が美しいと感じるものを、私は共感できないのです。神に懺悔する様に、言峰綺礼は自分の内に潜むモノについて兄に告白した。敬愛する兄が己のこの醜さを知れば、きっと嫌悪し離れていってしまうだろう。それでも綺礼は言わずにはいられなかった。兄には、自分のすべてを知っていて欲しかったのだ。
「でも、それが綺礼だろ?俺の弟の言峰綺礼。何も問題ないだろ。」
そう言ってきょとりと自分を見つめる兄に、確かに私は救われたのだ。あの日から私にとっての兄は、神にも等しい唯一無二の存在になったのだ。