弟たちよ、かわいくあれ
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…さて、どうしたものか。
今私は困っている。いや、寧ろ困っているのは今隣で引っ付いてくる相手の方だろうか。
テレビを眺めつつ煎餅を頬張る私に文字通りべったりと張り付き、その状態でスマホを弄りながらため息を溢しているのは末っ子のトド松だ。
「ねーえ、松子ねえさーん。どうしよう?どうすればいいと思う〜?」
どうやら明日は合コンらしい。勿論他の兄弟には内緒にして欲しいとのこと。
幸い今ここには私たち以外誰もいないが、あの兄弟たちのことだ。いつどこで嗅ぎつけてくるか分からない。大丈夫だろうか。
そして彼は今何に悩んでいるのかというと、当日着ていく服装のことらしい。
「トド松ー、私言ったじゃんいつものシャツと短パンと帽子でいいんじゃない?って。何でダメなの?」
「うーんそれでもいいけど、なんかいつも通り?過ぎてつまんないっていうか」
ねーえー!どうしようー!
と、横からしがみついて擦り寄っては私の名前を連呼するトド松。
…最早服装について考えるついでにこれがしたいだけなんじゃないのか。全く6つ子イチの甘えん坊め。
すると突然
「え?トッティ何に悩んでるの?」
テーブルの下から声がした。
え、テーブルの下?
「ウワァァアァァーー!!!」
咄嗟に真隣のトド松と抱き合って悲鳴を上げる。
その声の主はテーブルの下からひょっこりと出てきた十四松だった。
いや待って!?いつからいた!?
やっぱりこの子たまに謎!!!
「じ、じゅじゅじゅ十四松兄さんいつからそこにィ!?」
「なんかねー、トッティが松子ねーさんの名前連呼してた時くらいかな!」
いやにしてもいつどこから侵入してきたよ!部屋の扉全部閉まってたよね!?
…まあ、そんなあり得ないことも謎の力でこなしてしまうのが十四松だ。十四松なら仕方ない、で不思議と納得してしまうのがこの五男である。
「ねーねー、トッティ?ねーさんと何見てんのー?どっか行くのー?あれ?服見てるー?」
ドゥーン!と自ら効果音を言いながらトド松とは反対側から私に抱きついてくる十四松。
っていうより寧ろ私に抱きついたままトド松のスマホを覗き込む姿勢になっているため、私は2人の大きな弟達に挟まれる羽目になってしまった。
いやまあ、全然嫌じゃないけど。
「もーやめてよ十四松兄さん!ねえさんが辛そうだよ離れて!」
「えぇーっだってトッティばっかズルい!ぼくも引っ付く!」
「はいはい落ち着く落ち着く、私テレビ見れない」
見ての通り、末っ子2人は四男とは違ってどこに居ようと構わず素直に甘えにきてくれるのだ。そしてこのように2人同時に引っ付いては言い合いすることもしばしば。
放っておくと勝手に収まるのがオチなので、私は2人を器用に撫で撫でしながらテレビを眺めることにした。しかし私を挟んでの会話が止まる気配はない。
「トッティ、どこかに着ていく服ならぼくのユニフォーム貸してあげよっか!」
「嫌だよダッサイよ!!そんなんで合コン行ったら終わりだっての!
あっ。」
あ。
あー…
先程までの騒がしかった空間が嘘のように、ピシィッと音を立てて固まる感覚がー…
「え、トッティ合コ…?」
はい知らないよー、私は知らないよ。
「…ま、ま待って?今の嘘、嘘だよ♪明日新台入れ替えだから張り切って新しいコーデで…」
「みんなァー!トッティが合コン行こうとしてるーー!!」
「ちょやめてェ!?!?待って!?!?」
2人は風のように居間を出て他の兄達がダラダラしてるであろう2階へと消えていった。
はぁー、まるで嵐のような時間だったな。
この後、トド松が合コンに行けたかどうかはまた別の話である。
今私は困っている。いや、寧ろ困っているのは今隣で引っ付いてくる相手の方だろうか。
テレビを眺めつつ煎餅を頬張る私に文字通りべったりと張り付き、その状態でスマホを弄りながらため息を溢しているのは末っ子のトド松だ。
「ねーえ、松子ねえさーん。どうしよう?どうすればいいと思う〜?」
どうやら明日は合コンらしい。勿論他の兄弟には内緒にして欲しいとのこと。
幸い今ここには私たち以外誰もいないが、あの兄弟たちのことだ。いつどこで嗅ぎつけてくるか分からない。大丈夫だろうか。
そして彼は今何に悩んでいるのかというと、当日着ていく服装のことらしい。
「トド松ー、私言ったじゃんいつものシャツと短パンと帽子でいいんじゃない?って。何でダメなの?」
「うーんそれでもいいけど、なんかいつも通り?過ぎてつまんないっていうか」
ねーえー!どうしようー!
と、横からしがみついて擦り寄っては私の名前を連呼するトド松。
…最早服装について考えるついでにこれがしたいだけなんじゃないのか。全く6つ子イチの甘えん坊め。
すると突然
「え?トッティ何に悩んでるの?」
テーブルの下から声がした。
え、テーブルの下?
「ウワァァアァァーー!!!」
咄嗟に真隣のトド松と抱き合って悲鳴を上げる。
その声の主はテーブルの下からひょっこりと出てきた十四松だった。
いや待って!?いつからいた!?
やっぱりこの子たまに謎!!!
「じ、じゅじゅじゅ十四松兄さんいつからそこにィ!?」
「なんかねー、トッティが松子ねーさんの名前連呼してた時くらいかな!」
いやにしてもいつどこから侵入してきたよ!部屋の扉全部閉まってたよね!?
…まあ、そんなあり得ないことも謎の力でこなしてしまうのが十四松だ。十四松なら仕方ない、で不思議と納得してしまうのがこの五男である。
「ねーねー、トッティ?ねーさんと何見てんのー?どっか行くのー?あれ?服見てるー?」
ドゥーン!と自ら効果音を言いながらトド松とは反対側から私に抱きついてくる十四松。
っていうより寧ろ私に抱きついたままトド松のスマホを覗き込む姿勢になっているため、私は2人の大きな弟達に挟まれる羽目になってしまった。
いやまあ、全然嫌じゃないけど。
「もーやめてよ十四松兄さん!ねえさんが辛そうだよ離れて!」
「えぇーっだってトッティばっかズルい!ぼくも引っ付く!」
「はいはい落ち着く落ち着く、私テレビ見れない」
見ての通り、末っ子2人は四男とは違ってどこに居ようと構わず素直に甘えにきてくれるのだ。そしてこのように2人同時に引っ付いては言い合いすることもしばしば。
放っておくと勝手に収まるのがオチなので、私は2人を器用に撫で撫でしながらテレビを眺めることにした。しかし私を挟んでの会話が止まる気配はない。
「トッティ、どこかに着ていく服ならぼくのユニフォーム貸してあげよっか!」
「嫌だよダッサイよ!!そんなんで合コン行ったら終わりだっての!
あっ。」
あ。
あー…
先程までの騒がしかった空間が嘘のように、ピシィッと音を立てて固まる感覚がー…
「え、トッティ合コ…?」
はい知らないよー、私は知らないよ。
「…ま、ま待って?今の嘘、嘘だよ♪明日新台入れ替えだから張り切って新しいコーデで…」
「みんなァー!トッティが合コン行こうとしてるーー!!」
「ちょやめてェ!?!?待って!?!?」
2人は風のように居間を出て他の兄達がダラダラしてるであろう2階へと消えていった。
はぁー、まるで嵐のような時間だったな。
この後、トド松が合コンに行けたかどうかはまた別の話である。
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