弟たちよ、かわいくあれ
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時刻は午後3時過ぎ。
カラ松のおかげで作業がある程度終わり、少し休憩しようと部屋を出た。
「あれ、みんな出かけた?」
私の部屋と6つ子たちの部屋は隣り合っているのだが、彼らの部屋の扉が全開で誰も居る気配がない。
まあ確かにこの時間帯ってみんなどこかへ出かけてる気がする。こう言った時間にせめてバイトでもすればいいのに、とは思うが。
何となく6つ子部屋を覗くと、奥のソファにこんもりとした毛布の塊があった。いや、あれは塊じゃなくて誰かが毛布にくるまって寝ているだけだ。しかしほぼ頭まですっぽり被っているから誰かは分からない。
ちょっと確認してみるだけならいいよね?と近づき、寝顔を覗き込む。
まあ、半分予想はついていた。四男の一松だ。
寝顔、なんか幼くて可愛いな…なんて思いながらしばらく見つめていたその瞬間。
毛布から飛び出した何かが光の速さで私の右腕をガッッッシリと掴んできた。
「ヒィッ!」
思わず悲鳴あげちゃったよ。
腕を掴んできたのは一松の右手だ。
起きてたなこの人…いや怖いから。
「もう、起きてたなら言ってよ」
「…いや今起きた、ホントだって。おれが気配に敏感なの知ってるでしょ」
「確かに」
もぞもぞと起き上がりながら辺りを見渡す一松。
しかし手は離してくれないようだ。
だって周りに誰もいないもんね、2人きりだもん。
うんうん。
とりあえず彼の隣に座ると、一松は何も言わずに猫の如く私の膝にゴロン、と顔を埋めてきた。ほら来たよ、いつものやつが。
一松は何も言わないが、兄弟たちには決して見せない一面がある。それは私と2人きりになるととことん甘えてくるところ。というか最早猫になる。
「一松、みんなどこ行ったの?知ってる?」
「…知らない。死んだんじゃない?てかどうでもいい」
のんびり会話を交わしながら頭を撫でてやれば満足そうに唸る一松。
てかこれ耳だ、猫耳が見える。尻尾も見える。
あちゃー、また猫になっちゃってるよ。
毎回こうなんだから。可愛いなもう。
少なくとも私からはとてもじゃないけど成人男性には見えないよ。
「そうかぁ、他の兄弟死んじゃったか〜…じゃあもう私たち姉弟2人になっちゃうね〜」
「…おれはもうそれでいい…猫もいれば尚更」
「もう猫カフェでも作るか〜」
そして10分後。
他の兄弟が帰ってきた気配を感じて直様離れ、何事もなかったかのように部屋の端に座り込む一松。そして自分の部屋に戻る私。
この一連の流れにすっかり慣れてしまった。
しかし一松は、自分が姉にひっそり甘えてるのを他のみんなも知っている、という事実に気付いていないらしい。
「あー!やっぱパチンコ負けちゃったよぉ〜てか姉さん2000円は少ないって!後もう5000円借りときゃよかった!そしたら絶対勝ってたから!」
玄関から非常に情けない長男の声が聞こえる。
おい、私に聞こえてるの分かって言ってんのおそ松。わざとか、おい!
…よし、とりあえず長男を締めよう。
カラ松のおかげで作業がある程度終わり、少し休憩しようと部屋を出た。
「あれ、みんな出かけた?」
私の部屋と6つ子たちの部屋は隣り合っているのだが、彼らの部屋の扉が全開で誰も居る気配がない。
まあ確かにこの時間帯ってみんなどこかへ出かけてる気がする。こう言った時間にせめてバイトでもすればいいのに、とは思うが。
何となく6つ子部屋を覗くと、奥のソファにこんもりとした毛布の塊があった。いや、あれは塊じゃなくて誰かが毛布にくるまって寝ているだけだ。しかしほぼ頭まですっぽり被っているから誰かは分からない。
ちょっと確認してみるだけならいいよね?と近づき、寝顔を覗き込む。
まあ、半分予想はついていた。四男の一松だ。
寝顔、なんか幼くて可愛いな…なんて思いながらしばらく見つめていたその瞬間。
毛布から飛び出した何かが光の速さで私の右腕をガッッッシリと掴んできた。
「ヒィッ!」
思わず悲鳴あげちゃったよ。
腕を掴んできたのは一松の右手だ。
起きてたなこの人…いや怖いから。
「もう、起きてたなら言ってよ」
「…いや今起きた、ホントだって。おれが気配に敏感なの知ってるでしょ」
「確かに」
もぞもぞと起き上がりながら辺りを見渡す一松。
しかし手は離してくれないようだ。
だって周りに誰もいないもんね、2人きりだもん。
うんうん。
とりあえず彼の隣に座ると、一松は何も言わずに猫の如く私の膝にゴロン、と顔を埋めてきた。ほら来たよ、いつものやつが。
一松は何も言わないが、兄弟たちには決して見せない一面がある。それは私と2人きりになるととことん甘えてくるところ。というか最早猫になる。
「一松、みんなどこ行ったの?知ってる?」
「…知らない。死んだんじゃない?てかどうでもいい」
のんびり会話を交わしながら頭を撫でてやれば満足そうに唸る一松。
てかこれ耳だ、猫耳が見える。尻尾も見える。
あちゃー、また猫になっちゃってるよ。
毎回こうなんだから。可愛いなもう。
少なくとも私からはとてもじゃないけど成人男性には見えないよ。
「そうかぁ、他の兄弟死んじゃったか〜…じゃあもう私たち姉弟2人になっちゃうね〜」
「…おれはもうそれでいい…猫もいれば尚更」
「もう猫カフェでも作るか〜」
そして10分後。
他の兄弟が帰ってきた気配を感じて直様離れ、何事もなかったかのように部屋の端に座り込む一松。そして自分の部屋に戻る私。
この一連の流れにすっかり慣れてしまった。
しかし一松は、自分が姉にひっそり甘えてるのを他のみんなも知っている、という事実に気付いていないらしい。
「あー!やっぱパチンコ負けちゃったよぉ〜てか姉さん2000円は少ないって!後もう5000円借りときゃよかった!そしたら絶対勝ってたから!」
玄関から非常に情けない長男の声が聞こえる。
おい、私に聞こえてるの分かって言ってんのおそ松。わざとか、おい!
…よし、とりあえず長男を締めよう。
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