弟たちよ、かわいくあれ
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松子ちゃん、弟が6つ子って大変じゃない?
そんなの幼い頃から幾度も言われ続けてきたことだ。
まぁ大変じゃないと言えば嘘になるが、決して嫌ではなく、寧ろ楽しい、が正しい答えだろうか。
数歳離れた弟達はなんと一卵性の6つ子である。
…しかし、今現在、残念ながら全員高卒ニート、更には彼女なしの童貞ときた。
…こんな未来、当時一体誰が想像していたのだろうか。
さて、かくいう自分は、現在ファミレスで働くフリーターだ。…働いてるだけ偉い。
勿論将来、必ず親孝行しよう!という志しは胸の内にある。…後一応、1人目の彼氏を見つけるという目標も…
「姉さんおっはよぉー!お金貸してっ!」
とある朝、時刻は8時18分。
さあ起きて朝ご飯でも作ろうと1階に降りてきた直後のこと、珍しくウチのニート長男が早起きして話しかけてきたと思えばいきなりのクズ発言。
「おはよ…あのねぇおそ松、昨日も貸したでしょ?それどこに消えたの?」
「大丈夫。俺の勝利という未来に預けてる」
いやドヤ顔やめろ。全然大丈夫じゃない。てか寝癖凄いな。
「はいはいパチンコに負けたんでしょどうせ。駄目でーす。少しは自分で稼ぎなさい」
いつも通り適当にあしらうがこの男、一度断ったくらいじゃ引き下がらない。
更には背を向けた私の腰に腕を巻き付けてすりすり頬擦りをし、可愛らしく強請ってくる始末。
「そんなこと言わないでよぉ〜!姉さんお願い、ね?ね?後5万回はする一生のお願い!今日は絶っっっ対勝つ日だって俺が決めたから!俺が決めたから大丈夫!だから信じて、なぁなぁ〜!」
…いやおそ松、色々間違っているよおそ松。
しかもそんな…ぎゅーって、すりすりーってしながら甘えたな声でお願いお願い言われても無理なものは無理ですから…
「はい、2,000円だけね」
「やったぁ!!姉さん大好きぃ!!!」
…駄目だ。弟に甘すぎる。
毎度のことながら結局オチはこうである。
「2倍にして返すから!約束!約束するー!いやっほーい!2度寝しよーっと!おやすみぃ!」
「このためだけの早起き!?」
おそ松は目をハートにして2000円を握りしめたまま2階へ上がって行った。その状態で寝れるのか、おい。
ツッコミを入れる間もなく、おそ松と入れ替わるように誰かが上から降りてくる。
「んだよクソ長男朝からうるさ…あ、おはよう姉さん」
「チョロ松おはよー」
三男のチョロ松である。6つ子のしっかり枠。
しっかり枠と評しつつも彼もニートである。しかし長男みたくお金を借りるようなことは決してしてこない。
「チョロ松も珍しく早起きだねー、今日なんかあったっけ?」
「今日はニャーちゃんのライブでさ〜っ
…てかその様子だと姉さん、またあいつにお金貸したでしょ。いつも同じこと言うけど甘やかしすぎじゃない?良くないよ?そんなの」
じとーっと腕を組んでこちらを見てくるチョロ松。
分かってる、分かってるんだこっちだって…
彼はよく、繰り返される先程のような一連の流れについてズバズバと私の甘やかしすぎっぷりを指摘してくれる。
そう、指摘はしてくれるんだけど…
「良くないよねー…でもね、どうしても可愛いって思っちゃうんだよねー…勿論チョロ松もねー?」
「も〜あのさぁほどほどにしろよー?」
…と、頭を撫でれば満更でもなさそうなのだ。
唯一の甘やかしストッパーがこれじゃあ私も一生ダメダメだなぁ〜こりゃ。
…そう、ニートなのに、毎日ダラダラしてるだけなのに、私はなんやかんや弟達が可愛くてしょうがないのだ。
これはそんな私達の日常を描いた物語である。
…『非』日常もあるかもしれないけど。
そんなの幼い頃から幾度も言われ続けてきたことだ。
まぁ大変じゃないと言えば嘘になるが、決して嫌ではなく、寧ろ楽しい、が正しい答えだろうか。
数歳離れた弟達はなんと一卵性の6つ子である。
…しかし、今現在、残念ながら全員高卒ニート、更には彼女なしの童貞ときた。
…こんな未来、当時一体誰が想像していたのだろうか。
さて、かくいう自分は、現在ファミレスで働くフリーターだ。…働いてるだけ偉い。
勿論将来、必ず親孝行しよう!という志しは胸の内にある。…後一応、1人目の彼氏を見つけるという目標も…
「姉さんおっはよぉー!お金貸してっ!」
とある朝、時刻は8時18分。
さあ起きて朝ご飯でも作ろうと1階に降りてきた直後のこと、珍しくウチのニート長男が早起きして話しかけてきたと思えばいきなりのクズ発言。
「おはよ…あのねぇおそ松、昨日も貸したでしょ?それどこに消えたの?」
「大丈夫。俺の勝利という未来に預けてる」
いやドヤ顔やめろ。全然大丈夫じゃない。てか寝癖凄いな。
「はいはいパチンコに負けたんでしょどうせ。駄目でーす。少しは自分で稼ぎなさい」
いつも通り適当にあしらうがこの男、一度断ったくらいじゃ引き下がらない。
更には背を向けた私の腰に腕を巻き付けてすりすり頬擦りをし、可愛らしく強請ってくる始末。
「そんなこと言わないでよぉ〜!姉さんお願い、ね?ね?後5万回はする一生のお願い!今日は絶っっっ対勝つ日だって俺が決めたから!俺が決めたから大丈夫!だから信じて、なぁなぁ〜!」
…いやおそ松、色々間違っているよおそ松。
しかもそんな…ぎゅーって、すりすりーってしながら甘えたな声でお願いお願い言われても無理なものは無理ですから…
「はい、2,000円だけね」
「やったぁ!!姉さん大好きぃ!!!」
…駄目だ。弟に甘すぎる。
毎度のことながら結局オチはこうである。
「2倍にして返すから!約束!約束するー!いやっほーい!2度寝しよーっと!おやすみぃ!」
「このためだけの早起き!?」
おそ松は目をハートにして2000円を握りしめたまま2階へ上がって行った。その状態で寝れるのか、おい。
ツッコミを入れる間もなく、おそ松と入れ替わるように誰かが上から降りてくる。
「んだよクソ長男朝からうるさ…あ、おはよう姉さん」
「チョロ松おはよー」
三男のチョロ松である。6つ子のしっかり枠。
しっかり枠と評しつつも彼もニートである。しかし長男みたくお金を借りるようなことは決してしてこない。
「チョロ松も珍しく早起きだねー、今日なんかあったっけ?」
「今日はニャーちゃんのライブでさ〜っ
…てかその様子だと姉さん、またあいつにお金貸したでしょ。いつも同じこと言うけど甘やかしすぎじゃない?良くないよ?そんなの」
じとーっと腕を組んでこちらを見てくるチョロ松。
分かってる、分かってるんだこっちだって…
彼はよく、繰り返される先程のような一連の流れについてズバズバと私の甘やかしすぎっぷりを指摘してくれる。
そう、指摘はしてくれるんだけど…
「良くないよねー…でもね、どうしても可愛いって思っちゃうんだよねー…勿論チョロ松もねー?」
「も〜あのさぁほどほどにしろよー?」
…と、頭を撫でれば満更でもなさそうなのだ。
唯一の甘やかしストッパーがこれじゃあ私も一生ダメダメだなぁ〜こりゃ。
…そう、ニートなのに、毎日ダラダラしてるだけなのに、私はなんやかんや弟達が可愛くてしょうがないのだ。
これはそんな私達の日常を描いた物語である。
…『非』日常もあるかもしれないけど。
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