弟たちよ、かわいくあれ
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はーぁ、つまんねぇなぁ。
家に帰ると酒を飲み過ぎて暴走中の姉、そして弟達に絡みまくる始末。
そんな中、長男の俺はわちゃわちゃしてるその場所から少し離れた位置に居る。
飲みすぎるとああなる姉さん、久しぶりに見たかも。
この前チビ太んとこに迎えに行った時は既に寝ちゃってたからなぁ。
まあでも、弟達がひたすら姉さんに「好き好き〜!」なんて言われながら絡んだり絡まれたり、なんだか羨ましい光景なのに間違いはない。
…さぁて、姉さんの飲みかけのビールでも貰うとするか。
そんな矢先、さっき姉さんから逃げていった一松がペットボトルに入った水を持ってこちらへ戻ってきた。
「…姉さん」
「あ〜いちまつぅ!ねえさんとこに戻ってきてくれたのぉ〜!!も〜さみしかった!」
わちゃわちゃしていた空間から立ち上がり一松に抱きつく姉さん。一松も今回は逃げないらしい。
…あ、一松のやつ嬉しそうだな。さっきみんながいる前では嫌だって言って逃げたくせに。
「…水、持ってきた。飲んで」
いちまつぅと名前を呼びながらベタベタする姉さんを、まんざらでもない様子で背中をぽんぽんしながら水を差し出した一松。
姉さんはボトルを見るなり、再び一松の肩に顔を埋める。
そしてうーんと甘い声を漏らしたと思えば衝撃の一言、
「ん〜……いちまつ、飲ませて?」
「…は!?」
は!?
「はーーいここから先は流石にアウトォォ!!」
思わず立ち上がって叫ぶ俺、それに合わせて他の兄弟も同じようにこれはマズイ!と止めに入る。
ちょっと姉さんこれはダメだろ流石に!
完全に酔った勢いでとんでもない失態を犯す代表例!
…って、俺もたまにあるか。
「よ、よし分かった!僕たちみんなで姉さんを部屋まで運ぼう!これ以上暴走させると姉さんの自尊心にも関わるから!」
「お、おおおそうだなチョロ松、よし、まずは姉さんの布団を準備しに行くぞブラザー!」
「あーっ一松兄さん固まってる!トッティ、ぼくと一松兄さん運ぶよ!」
「えーっ重いよぉ〜!」
居間を出たカラ松が慌てて階段を上がれば、それに続くかのように他の弟達も一松を運びながらドタバタと2階へと駆けていく。
…結局、床に倒れ込んで半分寝ている状態の姉さんと俺だけが居間に残されたようだ。
「姉さーん?」
俺は床の上で横たわり未だ幸せそうにふにゃふにゃ笑っている姉さんに声をかける。
「ん〜?おそまつ〜?」
「ったく、何してんだよ長女。飲み過ぎだぞー?」
「だって〜…今日がんばったんだもーん…」
意識が朦朧としているだろうに、少しぷくっと拗ねたような顔をする姉さん。
いつも俺たちを甘やかしてる姿とは真逆である。
「…んじゃあま、バイトの愚痴はまた聞くからさ。とりあえず部屋に行くぞ?ほら、2階までおぶってやるから」
そう言っておもむろに姉さんの肩を担いでやると、また姉さんは甘ったるい声を出して
「うー…おそまつ〜…」
「ん?何ー?」
「大好きだよ〜」
…と、言いながら、俺の背中に身を預けてきた。
いやいや、何言ってんだよ全く。
…え、俺がさっきから素っ気ない?
いや嬉しいに決まってるだろ。弟達が居なくなって、僅かにできた2人だけの時間。さっき散々我慢したんだからちょっとくらいいいよな?
「俺もだよ、姉さん」
「えへへ〜」
なんか俺がお兄ちゃんみたいになってんじゃん。
どっちが歳上だよ。
さて、早く姉さんを2階まで運ばないと不審に思った弟達がそろそろ降りてきてしまう。名残惜しい気持ちはあるもののまぁ仕方ないかと、俺は姉さんを背中にゆっくりと階段を上がって行った。
家に帰ると酒を飲み過ぎて暴走中の姉、そして弟達に絡みまくる始末。
そんな中、長男の俺はわちゃわちゃしてるその場所から少し離れた位置に居る。
飲みすぎるとああなる姉さん、久しぶりに見たかも。
この前チビ太んとこに迎えに行った時は既に寝ちゃってたからなぁ。
まあでも、弟達がひたすら姉さんに「好き好き〜!」なんて言われながら絡んだり絡まれたり、なんだか羨ましい光景なのに間違いはない。
…さぁて、姉さんの飲みかけのビールでも貰うとするか。
そんな矢先、さっき姉さんから逃げていった一松がペットボトルに入った水を持ってこちらへ戻ってきた。
「…姉さん」
「あ〜いちまつぅ!ねえさんとこに戻ってきてくれたのぉ〜!!も〜さみしかった!」
わちゃわちゃしていた空間から立ち上がり一松に抱きつく姉さん。一松も今回は逃げないらしい。
…あ、一松のやつ嬉しそうだな。さっきみんながいる前では嫌だって言って逃げたくせに。
「…水、持ってきた。飲んで」
いちまつぅと名前を呼びながらベタベタする姉さんを、まんざらでもない様子で背中をぽんぽんしながら水を差し出した一松。
姉さんはボトルを見るなり、再び一松の肩に顔を埋める。
そしてうーんと甘い声を漏らしたと思えば衝撃の一言、
「ん〜……いちまつ、飲ませて?」
「…は!?」
は!?
「はーーいここから先は流石にアウトォォ!!」
思わず立ち上がって叫ぶ俺、それに合わせて他の兄弟も同じようにこれはマズイ!と止めに入る。
ちょっと姉さんこれはダメだろ流石に!
完全に酔った勢いでとんでもない失態を犯す代表例!
…って、俺もたまにあるか。
「よ、よし分かった!僕たちみんなで姉さんを部屋まで運ぼう!これ以上暴走させると姉さんの自尊心にも関わるから!」
「お、おおおそうだなチョロ松、よし、まずは姉さんの布団を準備しに行くぞブラザー!」
「あーっ一松兄さん固まってる!トッティ、ぼくと一松兄さん運ぶよ!」
「えーっ重いよぉ〜!」
居間を出たカラ松が慌てて階段を上がれば、それに続くかのように他の弟達も一松を運びながらドタバタと2階へと駆けていく。
…結局、床に倒れ込んで半分寝ている状態の姉さんと俺だけが居間に残されたようだ。
「姉さーん?」
俺は床の上で横たわり未だ幸せそうにふにゃふにゃ笑っている姉さんに声をかける。
「ん〜?おそまつ〜?」
「ったく、何してんだよ長女。飲み過ぎだぞー?」
「だって〜…今日がんばったんだもーん…」
意識が朦朧としているだろうに、少しぷくっと拗ねたような顔をする姉さん。
いつも俺たちを甘やかしてる姿とは真逆である。
「…んじゃあま、バイトの愚痴はまた聞くからさ。とりあえず部屋に行くぞ?ほら、2階までおぶってやるから」
そう言っておもむろに姉さんの肩を担いでやると、また姉さんは甘ったるい声を出して
「うー…おそまつ〜…」
「ん?何ー?」
「大好きだよ〜」
…と、言いながら、俺の背中に身を預けてきた。
いやいや、何言ってんだよ全く。
…え、俺がさっきから素っ気ない?
いや嬉しいに決まってるだろ。弟達が居なくなって、僅かにできた2人だけの時間。さっき散々我慢したんだからちょっとくらいいいよな?
「俺もだよ、姉さん」
「えへへ〜」
なんか俺がお兄ちゃんみたいになってんじゃん。
どっちが歳上だよ。
さて、早く姉さんを2階まで運ばないと不審に思った弟達がそろそろ降りてきてしまう。名残惜しい気持ちはあるもののまぁ仕方ないかと、俺は姉さんを背中にゆっくりと階段を上がって行った。
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