ツンデレな君のデレが見たくてしょうがない
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あれはそう…
俺の誕生日。
まさか鬼柱と呼ばれてるなまえさんに呼ばれて餡蜜たべにいって。誘ってくれた時すっごく乙女な表情してたんだよな、あの人。
鬼柱なまえさん。
隊士の間でも鬼のように厳しい人で有名。けど、すっごい美人だから彼女に憧れる隊士も多い。
そんな人に誘われたもんだから、そりゃあ俺は一時は話題になっちゃったりして裏切り者と罵る奴や、どうやってそんな仲になったんだ、とか。そんな被害(?)が少し落ち着いてきたとき。彼女が俺の元にやってきた。
思わず身構えてしまった。
「吾妻。」
「餡蜜!?」
餡蜜のお誘いかと、キラキラしてみたものの…実際嫌な予感しかしなくて冷や汗ダラダラ。
「…ばかもの、稽古だ。」
ですよね…。
肩を落とし既に数歩分先を行く彼女の後に続く。
彼女の顔がほんのり紅く染まっているとは気付かずに。
「あのぅ…どこまで行くんですか?」
相当山奥まで来てるよ!?これ。
どんだけキツい稽古するつもりなんだよ、この人。
「うむ、いい質問だ。実地訓練だからな。厳密に言うと、稽古ではなく任務だ。」
「ふぁ!?嘘でしょ!!!!????」
やだやだやだやだ!!!!!死ぬ死ぬ絶対死ぬううううううう!!!!嘘つき!!なまえさんの嘘つきいいいいいいいあああああああっ!!!
「煩い。」
あ、全部心の声が漏れてた!!!
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