はじめてのきみに
名前
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「ハァアアアン??んなこと言われなくても分かってるわ!!」
結局、伊之助が話に乱入しどうにも埒が明かなくなり三人は解散する。
すっかりしょぼくれてしまったなまえ。
だが、なまえは気付いていなかった。
否、忘れていたのだ。
善逸が人よりも聴覚が優れている事に。
「…という訳です。宇髄さん。どうしたらいいですか?」
「んだぁ?そりゃあよ。地味な悩みだな。もっと派手にいけ!派手にな!!そりゃあもうアイツが驚愕するくらいの色仕掛けでもなんでも派手にすりゃあいいだろうが。」
「いいいいいろ…じかけ…(ゴクリ)」
「ああん?なまえてめぇ見てくれは悪くねぇんだからよ。」
結局、大人な会話にしか発展せず、宇髄さんの奥さん達が出てきて止めに入り、なまえは再びしょんぼりと宇髄の屋敷を後にする。
「つーか、おい!隠れてるつもりなんだか知らねぇけど、聞いてんなら何とかしてやれよ。自分の女だろ。」
(げっ、やっぱばれてるか…)
そう何を隠そう善逸は炭治郎達の元での話を聞いてからなまえをつけていた。
「気付いてたのね!?そうですよね!?元柱ですもんね!?ていうか、アンタに言われたくないね!!!よよよ嫁が三人もいるアンタにだけは!!!」
「関係ねーだろ、それは。お前も男ならビシッと派手に決めるとこ決めてこいよ。」
フン!
どうせアンタには分かんないよ!!
俺はやっと手に入れた大切な人を傷つけたくないんだ。