はじめてのきみに
名前
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「なまえちゃんが好きだよ。」
そんなピュアな告白を善逸から受けたのはどれくらい前のことだっただろうか。
「私も善逸がすき。」
晴れてお付き合いさせてもらうようになって
任務の間をぬって逢瀬を重ねてきた。
本当にピュアなのだ。
本当に。
「聞いてる!?炭治郎!」
「も、もちろん!」
ピュアすぎて半年かけてやっと手を繋げるようになった。
だが、何度でも言うがとにかく純粋!
純粋なのだ。
「もぉ、焦れったいの!私は!もう、本当は接吻とか…その…してもいいんじゃないかな、って思うのよ!確かに初で可愛いけども!!!」
変な汗を額に浮かべうっすらと頬を赤らめている炭治郎は苦笑い。
「でも、善逸は優しいから。きっとなまえさんを傷つけたくないんだよ。」
「わかってる!わかってるけど…」
「なまえさんは積極的だなぁ。」
なまえは今年で18になる。
つまり、お姉さんなのだ。
もう少し進展があってもいいのではないかとそういう悩み。
…を何故年下の炭治郎にしているんだろう。
「ねえ、炭治郎。」
「ん?なんだ?」
「私ってそんなに魅力的じゃない?」
「ぶーーーーーーーーーっ!!!」
やだ、汚い!炭治郎!お茶吹かないでよ!
雑巾もってくるから、動かないで!!
「権八郎、アイツはさっきからなにぐだぐだ言ってんだ?」
「俺も恋愛とかした事ないからなぁ。伊之助、なにかいい案はないか?」
「フン!俺は山の王だぜ!?俺にかかれば雌の猪なんてみんなイチコロだぜ!フハハハハ!!!」
伊之助に聞いた俺が間違いだった。
「伊之助、なまえは猪じゃない。人間だ。」
1/4ページ