私の中の彼
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「なまえちゃんに触れるな。」
「あがつまさん…?」
いつも涙と鼻水でぐちゃぐちゃな顔をしている
彼と同じ人物とはとてもじゃないが思えなかった。
「人間如きがほざくな。お前らみたいな下らない生き物は大人しく喰われていれば」
次の瞬間、鬼の頸はボトリと音を立て地面に転がっていた。
それまでの戦闘でかなりの深手を追っていたのか、彼はそのまま膝をつく。
「我妻さん!!!」
急いで彼の元に行き、自分の肩を貸して今にも倒れてしまいそうな彼を支える。
「怪我…してない?」
私なんかより、よっぽどあなたの方が傷だらけなのに。
「よかった…なまえちゃんが無事で。」
フガッ!