私の中の彼
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思えば、
私はあの人の泣き叫んでいる意外の表情なんて
見たことがなかった。
どこかで任務だと指令が下されれば
それはもう大きな(汚い)高音で
死ぬだとか、怖いだとか、
あの人はなんで鬼殺隊に入ったんだろう
なんて
そりゃあ、私だって怖くないなんて言ったら嘘になるけど。
だから、
あんなの
ずるい。
反則だよ。
「…我妻さん…!?」
彼は鬼と私の間に立っていた。