窓の世界
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ああやっと来ましたね心配しましたよ
今日もそのスカートですか、私もそのスカート好きですよ、よくお似合いです
おや、おやおや、また性懲りも無くそんな男と一緒だなんてね、本当に貴女は学習能力がなくて困ってしまう
あれほど言ったじゃないですか、そんな男と付き合うなと、まだ私の言ってる事が分からないなんて困った人ですねぇ
ああでも良く考えたらそれは貴女だけのせいじゃないかもしれませんね、失礼しました
その男が悪いのかも、否、悪いのはその男ですね、貴女は何も悪くない
きっと別れたくても聞いてくれないのでしょう、何か弱みでも握られているとか
ああ可哀想酷い男じゃあないですか、そんなに困っていたら私に相談すればよかったのに
貴女の為ならば店を開けてでも飛んでいってあげますって
大丈夫、今すぐ手を打ってあげます、心配には及びません貴女の事だ、何をおいても優先しますとも
まずはそう、嫌々繋いでいる手を離してください、このままじゃ貴女も巻き込まれる
離したらその男と距離を開けて、そうすれば木が倒れて男を潰せますから、大丈夫、一瞬です
優しい貴女の事ですしね、本当なら煉獄のように長い仕置きが必要ですけど仕方がないです、そういう所がいいのです
さあさあ早く手を払いのけて
ああどこへ行くのですか
私はここにいるのに
どこへ
行く
の
「…」
「ナマエ?どうしたんだよ?」
「あ…ううん!何となく振り返っただけだよ」
「おいおい…ここでそういうこと言うなよ…マジ雰囲気ありすぎる」
「ふふ、怖いの?」
「ちっげえし!」
「はいはい、とにかく早く行こうか。私ここ気味悪いからあんまり通りたくないんだぁ…」
「俺も。早く潰しちゃえばいいのによ」
「老朽化したら危ないしね…」
fin.
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