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空飛ぶ不思議な家

そう、思いながら少しだけ、窓から身を乗り出して覗き込むと、どうもこの家が浮いているような感じだ。ゆっくり考える暇も無く急に強風で身体がトイレの外に出て吹き飛ばされそうになる。宙に放り出され手の力だけで耐え必死に自力で何とか身体を元の場所に戻して、はぁ〜危なかった。と気を緩める。しかし、今度は背中がゾワッとし、今度は何?と考えていると、急にジェットコースターで最上から一気に降りて行くような感覚に襲われた。「あ〜〜〜」ひとしきりするとピタッ。と止まりもう何がなんだかさっぱりで心臓の音がドクンドクンドクン。腰がくだけそうになるなか、反対側にあった扉をかけてあったタオルにしがみつきながら、ゆっくり、そ〜とあけてみる。そこには、
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