1話
カツン、カツンとパンプスの音だけが、まだ眠っている街に鳴り響く。鎖骨まで伸びた栗色の髪が、柔らかくなびいて頬に当たる。夜明け前の大通りは車の数もまばらで、街灯の淡いオレンジ色だけがぼんやりと道を照らしていた。
―――はぁ、今日も超楽しかった。
ラブホからの帰り道、アパートまでの道のりをひとり歩く。つい先程まで一緒にいた仲良しの男の子―――タケくんは、一緒の大学に通う友達でもあり、私の大事なセフレの1人。
温厚で優しくて、女の子への配慮を欠かさない。今日だって、行為が終わった後もずっと労ってくれて、ベッドの中で私の髪を撫で続けてくれて。帰り際はいつもアパートの近くまで送ってくれる。アフターケアも完璧。でも今日はいつもより激しかった気がする。何かあったのかな?
……まぁいいか。気持ちよかったし。ちょっと腰が痛いけど……ふふっ。
お腹の奥にはまだ熱っぽい余韻が残っている。膣壁が収縮して、あの時の擦れる感触を思い出すだけで背筋がぞくりとする。私は周囲に誰もいないことを確認して、そっと下腹部に指を這わせた。タケくん、本当にエッチが上手なんだよね。同年代の男の子って下手くそな子が多いのに。
目を閉じれば、数時間前の情事の光景が蘇る。タケくんの荒い息遣い、汗ばんだ胸板、必死に私を求めてくる顔……最高だった。
―――でも、なんか違うんだよね。
―――はぁ、今日も超楽しかった。
ラブホからの帰り道、アパートまでの道のりをひとり歩く。つい先程まで一緒にいた仲良しの男の子―――タケくんは、一緒の大学に通う友達でもあり、私の大事なセフレの1人。
温厚で優しくて、女の子への配慮を欠かさない。今日だって、行為が終わった後もずっと労ってくれて、ベッドの中で私の髪を撫で続けてくれて。帰り際はいつもアパートの近くまで送ってくれる。アフターケアも完璧。でも今日はいつもより激しかった気がする。何かあったのかな?
……まぁいいか。気持ちよかったし。ちょっと腰が痛いけど……ふふっ。
お腹の奥にはまだ熱っぽい余韻が残っている。膣壁が収縮して、あの時の擦れる感触を思い出すだけで背筋がぞくりとする。私は周囲に誰もいないことを確認して、そっと下腹部に指を這わせた。タケくん、本当にエッチが上手なんだよね。同年代の男の子って下手くそな子が多いのに。
目を閉じれば、数時間前の情事の光景が蘇る。タケくんの荒い息遣い、汗ばんだ胸板、必死に私を求めてくる顔……最高だった。
―――でも、なんか違うんだよね。