2話
扉のロックが解除され、自動ドアがシュンと音を立てて開く。中に足を踏み入れれば、更に洗練された内装が目に飛び込んできた。大理石の床は照明の光を受けて鏡のように輝き、壁面はモノトーンカラーで統一されている。その美しさに再び圧倒されていると。
「こっち」
同時に卯月さんの声が出迎える。彼は私を見つけて小さく片手を上げた。表情は相変わらずクールで無愛想だけど、機嫌は悪くなさそう。公園で会話した時のつっけんどんな印象は、幾分か和らいでいる気がする。
「ここまで迷わなかった?」
「大丈夫です」
簡単なやり取りをしながらエレベーターに乗り込む。ガラス張りの箱は滑らかに上昇し、やがて目的の階で扉が開いた。そのまま卯月さんの部屋へと案内される。
中に入った瞬間、眼前に広がるのはまたしてもスタイリッシュな空間だった。
「わぁ……」
思わず感嘆の息が漏れる。フローリングの床とは違い、壁や天井はコンクリートが剥き出しになっていた。梁と柱は黒い塗料で塗られていて、所々に置かれた観葉植物がいいアクセントになっている。家具は全てダークブラウンの木材と金属素材で統一していて、洗練された雰囲気を演出していた。
中でも目を引いたのが、黒革のソファーとガラスのテーブル、そして機能性の高そうなシステムキッチン。キッチンにはワイングラスやウイスキー瓶が置かれているのが見える。照明は天井のスポットライトのみで、間接照明的な役割を担っているみたい。部屋全体がコンパクトだけど機能的にまとめられていて、彼の几帳面な一面を反映しているようだった。
「すごいですね……かっこいい」
「別に。普通だけどな」
そう言って彼はハンガーを手渡してくる。慌ててジャケットを脱いで掛けた。どうしよう、部屋の内装も彼の対応も大人でスマートすぎる。
「こっち」
同時に卯月さんの声が出迎える。彼は私を見つけて小さく片手を上げた。表情は相変わらずクールで無愛想だけど、機嫌は悪くなさそう。公園で会話した時のつっけんどんな印象は、幾分か和らいでいる気がする。
「ここまで迷わなかった?」
「大丈夫です」
簡単なやり取りをしながらエレベーターに乗り込む。ガラス張りの箱は滑らかに上昇し、やがて目的の階で扉が開いた。そのまま卯月さんの部屋へと案内される。
中に入った瞬間、眼前に広がるのはまたしてもスタイリッシュな空間だった。
「わぁ……」
思わず感嘆の息が漏れる。フローリングの床とは違い、壁や天井はコンクリートが剥き出しになっていた。梁と柱は黒い塗料で塗られていて、所々に置かれた観葉植物がいいアクセントになっている。家具は全てダークブラウンの木材と金属素材で統一していて、洗練された雰囲気を演出していた。
中でも目を引いたのが、黒革のソファーとガラスのテーブル、そして機能性の高そうなシステムキッチン。キッチンにはワイングラスやウイスキー瓶が置かれているのが見える。照明は天井のスポットライトのみで、間接照明的な役割を担っているみたい。部屋全体がコンパクトだけど機能的にまとめられていて、彼の几帳面な一面を反映しているようだった。
「すごいですね……かっこいい」
「別に。普通だけどな」
そう言って彼はハンガーを手渡してくる。慌ててジャケットを脱いで掛けた。どうしよう、部屋の内装も彼の対応も大人でスマートすぎる。
7/7ページ