水族館デート
――今度。
その単語が、胸の奥で甘く響く。
未来の約束をされているようで、日奈子の体温がじわりと上がった。
「割引」の文字に釣られたのか、それとも「カップル限定」の文字に惹かれたのか。
熱を孕んだ陸の眼差しを見れば、おのずと答えは出る。
「……夜の水族館って来たことないから、楽しみ」
期待を込めてそう言うと、陸の口元がまた柔らかく綻んだ。
「……ああ」
短いけれど確かな応え。
二人はそのまま入場口へと歩みを進めた。
繋がれた手の温度はもう離れようもなく、心地よい感覚となって、日奈子の身体にしっかりと刻まれていった。
その単語が、胸の奥で甘く響く。
未来の約束をされているようで、日奈子の体温がじわりと上がった。
「割引」の文字に釣られたのか、それとも「カップル限定」の文字に惹かれたのか。
熱を孕んだ陸の眼差しを見れば、おのずと答えは出る。
「……夜の水族館って来たことないから、楽しみ」
期待を込めてそう言うと、陸の口元がまた柔らかく綻んだ。
「……ああ」
短いけれど確かな応え。
二人はそのまま入場口へと歩みを進めた。
繋がれた手の温度はもう離れようもなく、心地よい感覚となって、日奈子の身体にしっかりと刻まれていった。