萌語り

◆レベルマ黒髭×Lv1バソ


節分塔形式のイベが発生。
とにかく頭数がいるのでLv1だろうと駆り出され。
全体宝具1名、低レベル2名と言う、超ギリギリ構成しやがったマスター。

開幕全体宝具で一掃しようとした黒髭。
1体だけ混じってた高HPの敵が残り、バーソロミューに攻撃。
呆気なくバーソロミューが消えた後。
次のターン、コマンドカード染め上げる黒髭。

戦闘が終わって帰ってみれば。
医務室にて、それこそ死んだように眠ってるバーソロミューがいた。
レベル上げされてないサーヴァントは皆そんな感じで疲労困ぱい。
「ベッド数も限りがある、その内にそこら辺に転がす予定だ。
 各個人の部屋で寝かせる手もあるが、運ぶ人手すら足りない」
医療班のアスクレピオスがカルテ片手に嘆かわしいと愚痴るので。
「なら、バーソロミュー氏だけでも拙者が連れていきますぞ?」
どーせ部屋が近くでござるしー? とうそぶきながら提案する黒髭。
担ぎ上げて連れてこうとしたら、そんな運び方があるか!と医神に怒られた。
注文が多過ぎでわ? と思うも、しゃーないのでお姫様抱っこで運ぶ黒髭。

自室のベッドまでバーソロミューを連れて行き。
呪いのような疲労状態で判断力鈍って、自分の上着を掛布団代わりにしながら。
とうぶん起きねーだろと相手を抱き込んで寝る黒髭。
『嫌味なぐらい小奇麗でいい匂いがしやがるな……』
香水でもつけてんのかこいつ、と眠気が限界の中でなじる。

ぼんやりと夜中に目が覚めたバーソロミュー。
何故か視界の先でぐーすかと大の字に眠る黒髭に、夢だなと結論付け。
上にかかってた掛布団のような布を奪い取って包まり。
妙に安心できる心地いい香りがする事に疑問すら浮かばす、また眠る。


(2019/09/09)
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