断片話

◆糸電話
(風ヴェル)

「ヴェルデ、何を作っているんですか?」
「音の実体が振動であると言う初歩的な証明道具だ」

紙コップの底に穴を開け、糸を通しながらヴェルデは答えた。

「糸電話、ですね?」
「コレを使ってスカルが、音が振動であると理解できるのかと言う実験をしようと思った」
「フ~……貴方と言いリボーンやコロネロと言い、スカルを少しからかいすぎですよ?」
「実験中の反応が面白いのが悪い」
「反応が見たいのならスカルの所へなどいかなくても、私が幾らでも貴方に付き合います」
「君はあまり反応が面白くない」


(2011/03/11)
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