断片話
◆サンタ代行
(Ⅲ+トロン)
「おかしいです、父様」
「どうかした? ミハエル」
「兄様の枕元にすでにプレゼントが一つあります!」
「クリスがあげた物じゃないかな?」
「いえ、クリス兄様は明日の朝渡すと言っていました」
「ファンに貰ったとかは?」
「去年までならファンからのプレゼントも考えられますが。今年のクリスマスは大勢のファンに会う予定を入れていないはずです」
「ふーん、そうなると誰からだろうね?」
「それも、普段ならファンからのプレゼントを間違っても枕元には置かない兄様が置くなんて……」
「ミハエル。もう一つ、可能性の問題として考えられる事があるよ」
「何ですか? 父様」
「一番のファンからのプレゼントだったから、嬉しすぎて置いた、とか」
「つまり、兄様の枕元にあるこのプレゼントは……」
「凌牙に貰ったプレゼントだったりしてね」
(2013/12/23)
(Ⅲ+トロン)
「おかしいです、父様」
「どうかした? ミハエル」
「兄様の枕元にすでにプレゼントが一つあります!」
「クリスがあげた物じゃないかな?」
「いえ、クリス兄様は明日の朝渡すと言っていました」
「ファンに貰ったとかは?」
「去年までならファンからのプレゼントも考えられますが。今年のクリスマスは大勢のファンに会う予定を入れていないはずです」
「ふーん、そうなると誰からだろうね?」
「それも、普段ならファンからのプレゼントを間違っても枕元には置かない兄様が置くなんて……」
「ミハエル。もう一つ、可能性の問題として考えられる事があるよ」
「何ですか? 父様」
「一番のファンからのプレゼントだったから、嬉しすぎて置いた、とか」
「つまり、兄様の枕元にあるこのプレゼントは……」
「凌牙に貰ったプレゼントだったりしてね」
(2013/12/23)
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