萌語り

◆犬も食わない


斉天大聖とクー・フーリンがはち合わせるネタ。

ゲッシュが頻繁にプロメテウスの所に遊びに行ってるのを知らないクー・フーリン。
なんか最近ゲッシュがふわっふわでぴかぴかになってる日がある気がすると首傾げ。
原因を探ってったら自らプロメテウスの所に行って洗ってもらってるゲッシュがいて。
それが原因かよ!とクー・フーリンが突撃してったのが、ちょうど泡を流し終わった後で。
ゲッシュのブルブルに巻き込まれるクー・フーリンとプロメテウス。

半神半人と神はびしょ濡れ、ゲッシュは綺麗になって満足げにわふわふ。
プロメテウスの所で風呂を借りた上に、着てた服の洗濯までされたクー・フーリン。
服が乾くまでの間、タオル一丁を腰に巻き付けただけのラフさで居座る。
着れそうな服もないし、布巻き付けるトーガは神様っぽくて嫌で辞退した。
ホントお人よしつーか神なのに変な奴とプロメテウスに対して思うクー・フーリン。

その後、斉天大聖がプロメテウスの所にいるクー・フーリンとはち合わせ。
軽い口喧嘩中、プロメテウスが風呂に入った後なことに気付いてピキッとくる斉天大聖。
勝手につっかかってくる神にイラッとしたクー・フーリンがブチ煽ってさらに勘違いが拡大。
神様基準で軽い殴り合いの喧嘩が庭先で勃発。

最終的に、止めようとするも話を聞いてもらえなかったプロメテウスがアカンタの鎖で仲裁。
仲裁に入る奴が一番ダメージ食らう仕様過ぎて、さすがに大人しくなった二名。
たまに頑固だよなアンタ、と小僧との喧嘩を中断した斉天大聖が呆れる。

くっそ生意気なガキも犬と一緒に帰った後、いまだにプロメテウスの所に残る斉天大聖。
誰彼かまわず甘いのも大概にしろよとプロメテウスに苦言しながらふてくされる。
そういう所が好きだと思う反面、他者ばかりを構いつける姿を見るのは酷く不愉快で。
自分の中のガキっぽさが一番腹立つ。

ふてくされている斉天大聖に対し、どう言ったものかと悩むプロメテウス。
しばらく無言の沈黙が続き、あ゛ー…と声を上げ斉天大聖が頭を掻いて仕切り直し。
わかってる、そういうのがアンタだってのは分かってんだよ、と苦悩しながら言葉を紡ぐ。
分かってて腹立つ俺の器が小さいだけだと言い残し。
悪い、今日はもう帰るわと立ち去ろうとする斉天大聖。

そんな斉天大聖の腕を、思わず掴んで引き留めるプロメテウス。
何だよ、と用なんて何もねえだろとばかりに帰る姿勢の斉天大聖。
いや…その、それは――、とプロメテウスが紡ぐ言葉を最後まで聞き。
ああ、そうだ、嫉妬だよちくしょう、と返す斉天大聖。


(2025/04/04)
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