萌語り:ハデ始

◆耳かきネタ
(ハデ始)

ハデスに耳かきをしてもらった始皇帝とか。
特に繊細な場所なのでくすぐったいし、不意打ちでくる感覚に体がビクッとする中。
その度に、動くなとハデスに言われ我慢を重ねていったが。
妙な気分になっていくので、早く終わらないかと待ち望む。

片耳が終わったところで耳に息を吹きかけられ、耳を押さえながら跳ね起きる始皇帝。
もう片方はいい!朕が自分でする!とハデスの耳かきを断るが。
そもそも最盛期の状態で固定されている魂には必要はないだろうにとネタばらしをされ。
神に弄ばれたことを知る。

その後、他の人類代表達にハデスに耳かきをされた時の事を話す始皇帝。
はからずともその話は人類代表達の間で神に対する注意喚起になり。
神の善意という厄介な罠に引っかからないよう、多少は考える切っ掛けになったとか。

そして、人類代表達が神に対して若干の警戒をするようになり。
その切っ掛けがハデスと始皇帝の話だと、人類代表達の対戦相手だった神々が知り。
回りまわって末弟のゼウスに、人間をからかうのも程々にした方がええぞと苦言される長兄ハデス。


(2021/11/08)
4/56ページ