呟き

【ハデス×始皇帝】

2022/04/09

映画鑑賞をしていたらスプラッター系だったせいで傷だらけになった始皇帝とか。面白かったが痛い(物理)ものであったと感想を述べる始末で。不自由な体質だな、と神様は何とも言えなくなった。その後、色々と対策を考えた結果。最終的に、負傷者が映るシーンの時はハデスが始皇帝の目を手で塞ぎながら見ることになった。



モブ系で、天界にて密かに人類代表闘士達の肉体のみをコピーした等身大のお人形が出回ってるとか。その後、数多のモブ神が複製体に劣情や加虐心をぶつけまくった結果。人の領域を超えた感覚を持ってる始皇帝が異変を感じ取り。どことなく日常的に不快感を覚え調子が悪いとダウンし、そこから事件が発覚するとか。



2022/04/10

YES/NO枕でYESを上下逆で高々と掲げてる始皇帝とか。「(上下が)逆だろう」と冥界の王がツッコミを入れたせいで。逆だったのか?と言わんばかりに始皇帝が首を傾げてから、くるっと枕をひっくり返し。堂々とNOの方をハデスへと見せるとか。紀元前生まれの東洋人による天然ボケ。



2022/04/17

イースターで兎耳をつけてる始皇帝のノリの良さについていけない冥界の王とか。意味が分からぬものだと原形をとどめる事のない人間の行事に呆れ気味でいれば。そっと頭に兎耳を添えられ。何をしているものかと、人の子の兎耳を一纏めに引っ掴んで問う神様とか。参加を承諾した覚えはない。



2022/04/19

なるほど、これが嫉妬というものかと、ハデスの視線を感じながら海神の真向かいで茶を飲む始皇帝とか。この場合、冥界の王は朕と其方のどちらに嫉妬しているのであろうな?と笑い。海神は本へと視線を落としたままに口にする、くだらぬ質問をするなと。人間に肌を灼く傷一つすら浮かばない時点で答えは出ている。



2022/04/20

ハデスにバイデントを持たせてもらった始皇帝とか。無問題と笑いながら意気揚々と手にし。神が柄から手を離した瞬間。ぐらっとバランスを崩し、バイデントを支えきれず後ろへと倒れていったとか。その後、倒れる途中で槍の穂先が床へと突き刺さり、ブリッジ状態になった人の子を、愚かなものだと神は眺める。



2022/04/21

撮影現場系ネタで、14巻カラー口絵の舞台裏とか。創意工夫という名の小細工によって、ハデスと同じぐらいの身長へと見せかける始皇帝とか。よく見ると、ハデスが持ってるバイデントよりも手前の位置+足元が一段上。そこまでするかと、パッと見での身長差を誤魔化す人間の小賢しさに若干呆れる冥界の王。



神がコートを脱いだ瞬間に、腰のヒラヒラ部分の両端にダイヤ型の装飾が付くので。二重構造なのか?と後ろからコートをめくり上げて確認した始皇帝とか。それを言うなら貴様の服の方が謎だろうと、乳袋的にピッタリと張り付く人間の服をハデスは疑問視して触れた。互いの服に関して『そうはならぬだろ』と思ってる神と人。



2022/04/27

ハデスの居城にて、地上界にあるはずの自分の遺体を見つけてしまった始皇帝とか。目の前に横たわる光景が理解出来ず、無意識に後ずさろうとすれば。いつの間にかすぐ後ろに立っていた冥界の王によって阻まれ。後ろの正面にいる相手を、振り返り見る事すら出来ず。ただ、まざまざと神の独占欲と人外さを思い知る話。



起き抜けの寝ぼけ眼な状態で、ハデスの胸元へと顔を埋めた始皇帝とか。なかなかに至福であると思いながら、スヤァ…と二度寝へとしゃれ込もうとした人の子は。直後、神に力強く抱きとめられ。とうに起きていた神は、自分の胸元でささやかな抵抗をする窒息しかけの人間を愉快気に眺める。随分と面白い事をしていたものだと。



根底は愛したがりな性質だったが、我を通すには物分かりが良すぎたハデスとか。神として周囲が望む理想に反することなく存在し、兄として弟達に対して節度を持って接していたが。ずっと、自分だけの愛せる者を欲していて。そんな神に容赦なく愛を注がれる事となった人の子は、案外と破れ鍋に綴じ蓋で、無問題だった。



清廉潔白で静謐なる冥界の王ハデスに、だいぶ夢見てる部下達とか。露出の多い服装で冥王の近くをうろちょろする始皇帝に対し。ハデス様を誘惑しようとしても無駄だぞ人間!と部下達は自信満々に思ってるが。『余とて普通に性欲ぐらいはあるが…?』となるハデスとか。



神と人の情事を聞いてしまった冥王の部下達とか。始皇帝に対し人間のくせに不敬過ぎると内心思っていたが。普段の姿からは想像もつかない人の子の憐れな声を知ってしまい。もうどんな顔して今後人間へ対応したらいいのか分からなくて半べそ状態になるとか。しかも聞こえてくる内容がエグ過ぎてちょっと引いた。



2022/04/28

冥界の軍服を着ることになった始皇帝とか。色々と大いなる勘違いとすれ違いが多発した結果。北欧の戦乙女が厳選した神兵候補として、一日体験コースで来てると思われた。ハデスの仮面模様なバンダナみたいので目隠しをして、普通にニコニコ顔で兵の中に混じって整列してる始皇帝。思わず二度見した冥王。



2022/05/05

二月の誕生石がアメシスト(紫水晶)だったので、しれっと自分の瞳の色を始皇帝へと身に着けさせた冥界の王とか。贈られた物を身に着けていると、ハデスが上機嫌でいる事が多いので。その上機嫌さは、朕が其方の色を身に着けている事も含むのか?と快活に笑いながら始皇帝は問い。当然だとばかりに神から口付けられるとか。



2022/05/10

そういえばハデス様と付き合い始めたのっていつから?とアルヴィトに質問され。張り切って馴れ初めを教えてあげようとした途中で。よくよく考えれば、なぜ朕は冥界の王と付き合い始めたのだ?と首を傾げる事になった始皇帝とか。パンドラの箱級の開けちゃいけない感満載の謎がナチュラルに存在するホラー話。



ハデスのトゲトゲ髪飾りに服が引っかかった始皇帝とか。長椅子にいたハデスに後ろからのしかかったら、思いの外鋭利な飾りが刺さった。暫し振り返るなと言い、引っかかった服を始皇帝が外そうとする途中。何か悪戯でもしているのかと思いハデスが振り返り。始皇帝の服が破け、かぎ裂き部位がちょうど胸だったとか。



『どちらにしようかな』をする始皇帝とか。小次郎達が、神様的には『神様の言う通り』はどういう扱いになるのかと話題にしていた事から知った遊び歌。そして、始皇帝に選ばせたい方を口にするハデス。いきなり言われた始皇帝がぽかんとする中、神の言う通りに選ぶのだろう?と人の子の遊びに付き合ってやった神様は笑う。
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