呟き

【ハデス×始皇帝】

2021/12/24

正月=自分の誕生月と思ってる始皇帝とか。年末年始で天界中が浮かれ、周囲の騒がしさに冥界の王は不機嫌だったが。そう不機嫌になるな、皆が朕の降誕月を祝おうとしているだけであると堂々と人の子が言うので。自己肯定感の塊かと思わず遠い目になる神様。なお、実際には旧暦ゆえズレてる。



2021/12/27

お付き合いしてる神と人に対し。まさかあのハデス様が人間と――と深刻な顔のアレスとか。お茶を飲んで一息ついてから。「正直、天界に槍が降るかと思った…ッ!」と何気に酷いコメントを零す軍神。「降らなくてよかったですね」と同意するヘルメス。一時期ガチで神々の間で心配されていた。



何気なく手を後ろに組んで立っている始皇帝を見て。そのちょこんとした姿に、いつもの尊大さとのギャップを感じる冥界の王とか。あざとい、否、天然でやっているのか?とじっと始皇帝を眺め。それは貴様の癖なのかと問いたくなった神様。なお、実際に質問したら。始皇帝には首を傾げられた。



2021/12/30

人間の肉体の耐久度や体力がいまいち分からず、手を出すのを躊躇しているハデスとか。相手が幼く見えるのも原因の一つ。その後、人間が生前に丸6日も戦い続けていた事を知り。では余との相手も三日三晩は楽勝の部類かと考えたが。それとこれとは話が別である、と人の子から冷静に言われた。



2022/01/01

かなり甘党な始皇帝とか。コーヒーを飲んだ直後のハデスにキスをされ。あまりの苦さに驚き、コーヒーの匂いがする時は口付け拒否と宣言。たかが人間の拒絶ごときで神が行動を変える訳もなく、と思いきや。その後、コーヒーより紅茶を飲むようになったハデスの姿に、ギリシャ神達は少し驚く。



2022/01/07

地上界の文献にて始皇帝がとある神を祀ったことがあると知り。他神を信仰していたのかと勘違いする冥界の王とか。もっとも、本人に問いただしてみれば実際は全然違う話で。事実無根な神話や伝承が地上界にはびこる感覚に覚えがある神は。この腹立たしき現象に対し名を付けてやりたくなった。



2022/01/12

長椅子でくつろいでる中、末弟に対戦相手との距離感がおかしくはないかと指摘され。余の何処が距離なしだと?と鼻で笑うレベルで皮肉気に返す長兄とか。なお、そのすぐ隣では始皇帝が蜂蜜水のおかわりをヘルメスに注文してるし、そんな始皇帝の肩に手を回して抱き寄せてるので、説得力ゼロ。



最近かなり露骨に冥界の王にスキンシップをはかられてる始皇帝に対し。その無防備さを戦乙女10女が叱るとか。しかし、「無問題、冥界の王とはまだ友達だからな」とか言いながら、始皇帝がまったく気にせず神の所にお泊りしに行くので。鴨葱過ぎてもはや何も言えなくなった戦乙女。



2022/01/17

冥界の王の腕に掻き抱かれてる時、足が宙吊り状態になろうが、ギリギリのつま先立ち状態になろうが、無問題と流してる始皇帝とか。冥界の王の抱擁を余裕で受け止めてる始皇帝に対し、『あの体勢で何事もないかのようにイチャつける始皇帝が一番スゲーな……』という空気が周囲に流れたり。



if時空ネタ。中華の神代を終わらせに来たハデスと儀を行いに訪れた始皇帝が出会う話とか。周囲が屍の山ゆえに死臭が染みつき過ぎていて、ハデスを人食いの化け物と勘違いする始皇帝。その逆に、ハデスもまた始皇帝の事を勘違いする。どうやら先ほど潰した物体の贄として来た人間らしいと。



イベントや大会に参加して優勝賞品を狙う始皇帝と、それに付き合う冥界の王とか。始皇帝が望むなら賞品程度いくらでも現物で用意できるし用意してやる神様は。人の子があえて参加してまで温泉宿の宿泊を狙う理由がさっぱり分からない。そして、確実に優勝できる気でいるのも理解ができない。



奥様運び大会的なのに参加する神と人とか。当初、始皇帝の方が相手を抱きかかえていく気だったらしいが。問答無用で神が始皇帝を肩に担ぎ上げて阻止した。予定とは違ったが、これはこれで好!と楽しむ人の子。なお、大会は参加した神々によるゴリ押し攻略方法が相次ぎ、強制中断が決定した。



2022/01/27

とてつもなく距離が近い状態で温泉に浸かってる二名とか。その後、小次郎が両名の熱々ぶりに少しばかり当てられながらも同じ温泉に入ろうとしたら――ものの見事に溺れた。冥界の王の背で肩より少し下な『立ち湯』だった。完全に足がつかない状態になる人の子を支えてただけの神様。



他の人類代表達との模擬戦を楽しんでた始皇帝に苛立つ冥界の王とか。戦いたいのであれば余が相手をしてやると神に言われ、意味が分からん始皇帝。そも、誰の都合がつかないが故に人類側の方に顔を出していたと思っているのかと。正論を言ったところで意味はなく、神の悋気とは理不尽なもの。



戦乙女主催なチョコレートビュッフェに何故か始皇帝と共にお呼ばれした冥界の王とか。中央を飾る超巨大なチョコレートファウンテンは始皇帝が提案したらしく。何をどうすればこのような物を考え付くのか理解に苦しむ。さて何故だったかと先端が二又の串にマシュマロを刺しながら笑う始皇帝。



行為の最中に目隠しが解け、相手の背にある爪痕を目に映したせいで、自分の背にも傷が写る始皇帝とか。思った以上に深い傷に息を詰めて人の子は呻き。その後、目隠しを結び直されながら、爪痕と興醒めさせてしまった事への謝罪を人が静かに口にすれば。愚か者と酷く甘い声で神に叱られたり。



2022/01/29

その日がバレンタイン当日だったとは知らないままに、始皇帝にホットチョコを手渡された冥界の王とか。そして、ミルクに浸かってるゴリラ型のチョコレートを前に、暫し無言になる神様。自分でチョコを溶かしながら飲む物であると、神へと教えてあげた始皇帝が持ってる方は、パンダ型だった。



2022/01/31

夏祭りにて射的をやってみる始皇帝とか。意気揚々と挑戦してみたが、なかなか当たらず。その後、無言で目隠しをとり、星映しの目を開眼して再度チャレンジしたり。そこまでして欲しがるほどの物か?と冥界の王は疑問に感じたが。景品を手にした始皇帝の楽しげな姿は、悪くはないと思ったり。



景品で手に入れたぬいぐるみを戦乙女にあげる始皇帝とか。冥界の王と遊びに行った先でGETしたらしい。その後、可愛いぬいぐるみに罪はないけど限度があるわよ!と度々と受け取るはめになった戦乙女10女は始皇帝に抗議する。始皇帝が冥界の王とデートしてる自覚がない所が一番のホラー。
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