萌語り:ハデ始
◆小ネタ詰め合せ
(ハデ始+他)
炬燵に肩まですっぽりと潜り込み、場所を占領しながらくつろぐ始皇帝とか。
そして容赦なく炬燵の設定温度を上げる冥界の王。
ぬくぬくとしてたのに熱くなって這い出てくる始皇帝。
愚かなものだとその様子を眺めるハデス。
あと、小次郎やジャックと一緒に炬燵でミカンを食べる始皇帝とか。
微妙に老人会っぽいような、そうでもないような空気感。
無駄に芸術的なミカンアート風に剥くジャック。
パカッと四つ割りにしてモリモリ消費する小次郎。
ミカンを剥くのに地味に時間がかかる始皇帝。
『爪のを外してから剥けばいいのでは?』は禁句。
それか、ジャックのミカンアートに触発された始皇帝が。
意気揚々と剥こうとして、ブシャ!と爪のがぶっ刺さり。
見事に突き刺さったミカンを片手で持ち上げ、しばし無言。
□
宴の余興で舞う始皇帝とか。
人類代表達を困らせて酒の肴として笑おうと思ったモブ神々が事の発端だったが。
そもそも人類代表組に関しては、人間のくせにやるな!と好感度が高い部分もあり。
なかなかに魅せるものがある余興を前に、馬鹿にして笑おうとしてた当初の目的を忘れ。
やんややんやと余興の舞を楽しみ酒を飲みながら騒ぐ神々。
自分達の為に人の子が踊る様は、意外と支配欲と愛玩欲が満たされる。
しかし、舞が終わった直後、馬鹿騒ぎの原因である人間をハデスが連れ去ったので。
一気に水を差されたように肝を冷やして恐怖する周囲の神々。
他の神共の前で踊り子してた始皇帝に対し、冥界の王は不機嫌。
舞で体を動かして体温が高くなってる肌へと、冷たい指先を滑らせ。
無防備なものだと、いかに愚かなことをしたのかを教えるとか。
その後、人類代表達に余興を強要するのは禁止される。
□
事故って呂布の胸に顔突っこんだ始皇帝とか。
ふかっ、とした柔らかな感触に衝撃を受け。
暫くそのふかふかな物体に触れてみたり。
猫か何かかと呂布から思われる始皇帝。
呂布の胸が衝撃的だった始皇帝。
ハデスの胸も揉んでみた。
固かった。
あまりに違い過ぎて思わず口に出た。
その後、ハデスに自分の胸を揉みしだかれることになった。
□
神々の愛を理解せず、離れる選択肢がある人類代表達に対し。
随分と危うい橋を渡ろうとするものだと不思議に思う始皇帝とか。
まあ、それはそれとして、面白そうなので後でハデスへは質問した。
朕が離れようとした場合はどうするかと。
人の子の質問に対し、冥界の王は楽し気に言葉を返す。
逃げられるなどと考えるな、離れられるなどと思い上がるな。
神の慈悲によって与えられている自由を自覚したいのかと言外に含め。
愚かしい戯言への回答を丁寧に口にする。
そんな洒落にならない回答を聞いていた始皇帝は、同じく楽し気に笑う。
神とはこういうものだと、まさしく人でなしな存在であると。
□
始皇帝がニブルヘルした設定で。
自分の為だけに始皇帝を蘇らせるハデスとか。
あの冥界の王が人間の為に行動してる事に興味をそそられ。
宇宙の塵からどうやって人間の魂へと戻すのかを眺めるベルゼブブ。
冥界に魂を繋がれた人間は、何を思うのか?
その身は二度と天上の日を浴びることはなく。
その足は地上の土を踏むこともない。
そこに例外はなく。
例え他の主神達に言われたところで意味はなく。
一年の半分を冥界以外で暮らせましたとなる訳もなく。
人間は何と思うのか?
冥界の王の腕に捕らえられた人間へと、遠くから眺めていた蝿は口にする。
ご冥福をお祈りしますと、ただ一言。
(2021/11/18)
(ハデ始+他)
炬燵に肩まですっぽりと潜り込み、場所を占領しながらくつろぐ始皇帝とか。
そして容赦なく炬燵の設定温度を上げる冥界の王。
ぬくぬくとしてたのに熱くなって這い出てくる始皇帝。
愚かなものだとその様子を眺めるハデス。
あと、小次郎やジャックと一緒に炬燵でミカンを食べる始皇帝とか。
微妙に老人会っぽいような、そうでもないような空気感。
無駄に芸術的なミカンアート風に剥くジャック。
パカッと四つ割りにしてモリモリ消費する小次郎。
ミカンを剥くのに地味に時間がかかる始皇帝。
『爪のを外してから剥けばいいのでは?』は禁句。
それか、ジャックのミカンアートに触発された始皇帝が。
意気揚々と剥こうとして、ブシャ!と爪のがぶっ刺さり。
見事に突き刺さったミカンを片手で持ち上げ、しばし無言。
□
宴の余興で舞う始皇帝とか。
人類代表達を困らせて酒の肴として笑おうと思ったモブ神々が事の発端だったが。
そもそも人類代表組に関しては、人間のくせにやるな!と好感度が高い部分もあり。
なかなかに魅せるものがある余興を前に、馬鹿にして笑おうとしてた当初の目的を忘れ。
やんややんやと余興の舞を楽しみ酒を飲みながら騒ぐ神々。
自分達の為に人の子が踊る様は、意外と支配欲と愛玩欲が満たされる。
しかし、舞が終わった直後、馬鹿騒ぎの原因である人間をハデスが連れ去ったので。
一気に水を差されたように肝を冷やして恐怖する周囲の神々。
他の神共の前で踊り子してた始皇帝に対し、冥界の王は不機嫌。
舞で体を動かして体温が高くなってる肌へと、冷たい指先を滑らせ。
無防備なものだと、いかに愚かなことをしたのかを教えるとか。
その後、人類代表達に余興を強要するのは禁止される。
□
事故って呂布の胸に顔突っこんだ始皇帝とか。
ふかっ、とした柔らかな感触に衝撃を受け。
暫くそのふかふかな物体に触れてみたり。
猫か何かかと呂布から思われる始皇帝。
呂布の胸が衝撃的だった始皇帝。
ハデスの胸も揉んでみた。
固かった。
あまりに違い過ぎて思わず口に出た。
その後、ハデスに自分の胸を揉みしだかれることになった。
□
神々の愛を理解せず、離れる選択肢がある人類代表達に対し。
随分と危うい橋を渡ろうとするものだと不思議に思う始皇帝とか。
まあ、それはそれとして、面白そうなので後でハデスへは質問した。
朕が離れようとした場合はどうするかと。
人の子の質問に対し、冥界の王は楽し気に言葉を返す。
逃げられるなどと考えるな、離れられるなどと思い上がるな。
神の慈悲によって与えられている自由を自覚したいのかと言外に含め。
愚かしい戯言への回答を丁寧に口にする。
そんな洒落にならない回答を聞いていた始皇帝は、同じく楽し気に笑う。
神とはこういうものだと、まさしく人でなしな存在であると。
□
始皇帝がニブルヘルした設定で。
自分の為だけに始皇帝を蘇らせるハデスとか。
あの冥界の王が人間の為に行動してる事に興味をそそられ。
宇宙の塵からどうやって人間の魂へと戻すのかを眺めるベルゼブブ。
冥界に魂を繋がれた人間は、何を思うのか?
その身は二度と天上の日を浴びることはなく。
その足は地上の土を踏むこともない。
そこに例外はなく。
例え他の主神達に言われたところで意味はなく。
一年の半分を冥界以外で暮らせましたとなる訳もなく。
人間は何と思うのか?
冥界の王の腕に捕らえられた人間へと、遠くから眺めていた蝿は口にする。
ご冥福をお祈りしますと、ただ一言。
(2021/11/18)