呟き

【ベルゼブブ×ルシファー】

2024/02/28

何かの拍子に一緒になって転倒してルシファーの胸に抱きとめられた少年神ベルゼブブとか。『胸が…大きい…!』とビックリして目を見開いた後、押し倒した形になったルシファーの上から早く退こうと慌てて行動し意図せず胸を揉み『柔らかい…!』と二段構えのお約束を発動する少年神。



好みのタイプとかいんのかよとアダマスに訊かれ。暫しの無言になり、ふとルシファーの大きな胸を思い出し。「……胸が大きい天使」とボソッと答えるベルゼブブとか。意外とストレートな好みだなと思いつつ、まさか陰キャ野郎が答えるとは思ってなかったのでガチで驚くアダマス。



2024/03/01

ルシファーをじーっと眺めてたら、サマエルに「まさか恋!?」とハッとされ。「違う!」即座に否定するも。ではなぜ?と問われたら言いにくそうに口ごもる少年神ベルゼブブとか。案外と胸が大きいルシファーのベストに付いてるボタンがチキチキ耐久レース状態で飛びそうだからなんて言えるかと。



仮にルシファー達が蘇ったとして、その輪に僕はいなくていいし、いるべきじゃないと考えるベルゼブブとか。「ただ皆が幸せに過ごしてる姿だけは見守りたい――24時間ずっと」「発想が粘着気質過ぎだろ」それはもはやストーカー以外の何者でもねーよとツッコミを入れるアダマス。



ルシファーの死に方とポセイドンに粛清されたアダマスの負傷具合が似てる中。ほぼ真っ二つにされたアダマスをあれだけ修繕できる現在を前に。ルシファー達を殺してしまった時に今の技術があればと、無意味なifを思う蝿の王。もっとも、愛しい天使とこの超しぶとい神を同列に考えるのは業腹が過ぎる。



スカーフ(アスコットタイ)をルシファーに蝶結びにされて。「どうよ!たまにはこういうのも良いだろ?」とルシファーがニッと笑うから。前までなら文句の一つもつけてたけど呆れまじりにつられて笑って、それからは蝶結びの方が気に入った少年神ベルゼブブ。息がしやすくなった日のこと。



2024/03/05

ブブルシで『太陽に似ていた』パロやって欲しい。僕はただルシファーに振り回されている事が幸せだった、と独白するベルゼブブとか見たい。サマエルやアザゼルもルシファーが大好きで、つまるところルシファーを中心に回っていた世界だった。



三天使とベルゼブブで腕相撲したら思いの外ルシファー達が弱すぎてビックリすることになったり。サマエルが弱いのはまあ分かるし、アザゼルも重さ以外はそれ程じゃないと分かってたけど、ルシファーまで瞬殺だったのは全員にとって予想外過ぎる結果。神と天使の絶対的な差を知らなかった四人。



原初の人間(アダムとイヴ)をそそのかしてリンゴを食べさせたのはルシファーだと地上界では思われてる事に対して、は?と声が出たベルゼブブとか。人類ごときがルシファーに冤罪をかけるとかふざけるなと憤る気持ちはあるが。でも楽園のリンゴ窃盗常習犯だったしな……と遠い目でありし日を思い出す。



2024/03/06

学パロで三天使のテストの点数ネタ。三バカ天使の名の通りに赤点常習犯だったら、キミ達バカなの!?それはドヤ顔で出していいテストの点じゃないんだよ!と三天使の勉強をみるはめになるベルゼブブがいたり。逆に、普段の素行はバカっぽいのに成績は割と良くて、嘘だろ…と意外過ぎて困惑してもいい。



検死結果は猛獣が原因とされてたが、ベルゼブブと関わってた事を周囲に知られてたがために縁起が悪いと墓地にすら入れてもらえなかった三天使のために、独り淡々とルシファー達の墓穴を掘るベルゼブブとか。心の中はサタンに対する復讐心でいっぱいで涙すら出ないままに、彼らを土へと還す少年神。



ほぼ情緒が死んでる状態で三天使を土に埋めて、自分に関わらなければルシファー達は町の墓地に入れてもらえたのかなと考え。無意味な疑問だと少年神は直後に悟る。そもそも自分なんかと関わらなければ皆が殺される事は無かったのだと。そんな当たり前の事が無性に笑えて悲しくて声を出して泣いた。



「後から思うんだ、あの時に欠片でもいいから皆を保存しておけばよかったって」そう考え出した時にはとっくの昔にルシファー達の遺体は土に還っていて結局は意味のない話だけどと、とある残穢を培養しながら蝿の王は独り言を口にする。



アダムには酸っぱいばかりだった楽園のリンゴも、ベルゼブブにとっては何よりも甘かったリンゴに思えたり。その後の長い長い神生でいくら食べてもルシファー達と食べた時のリンゴよりも甘い物に出会えたことはない。罪とは甘い味がする。



キミは僕なんかと関わらなければ良かったんだと、うっそりと言うベルゼブブとか。周囲が危惧する通りずっと独りにさせておけばボクは誰も壊すことがなかった。誰とも関わらず独りでい続けることが最適解だったのに、どうしてキミは関わってしまったんだろうね?と眠る天使へと愛おしげに蝿の王は囁く。



2024/06/14

業務用アイスにカラースプレーとかを盛沢山にトッピングして食べるご機嫌なパーティーをルシファー達としたことがあるベルゼブブとか。今の方がよっぽど高級なの食べてるのに、あの時のバカみたいなアイスの方が美味しかったなと二度と味わえないアイスを思い出す。騒がしかったけど楽しかった時間。



ブブルシで一番萌える所は、ベルゼブブにとってルシファー達と一緒にいたころが楽しければ楽しかったほどに一生忘れることのない呪いになる点。ずっと独りでいれば惨劇は起きなかったという結果論。自分の手で永遠にしてしまった幸福。全てはルシファーがいなければ始まることすらなかった物語。

14/15ページ